アルベール・マン


ドメーヌ・アルベール・マンは、ブドウ栽培家であったマン家とバルテルメ家が統合して、17世紀に設立されたワイナリーです。長い歴史を持つワイナリーですが、現在の名声は1970年代にワイナリーを引き継いだ現当主モーリスとジャッキー・バルテルメ兄弟の尽力に他なりません。クオリティワイン造りへの高い志を共有していた二人は18歳という若い頃からこつこつとお金を貯め、貴重な畑を守り継承すべく、ときに借金をしながらグラン・クリュの優れた畑を少しづつ買い足していきました。今では、総面積は21ヘクタールを所有し、アルザスでは”大きな”規模のワイナリーと言えますが、こうした背景から、グラン・クリュの割合が高いのが特徴です。ウェットルスハイムとキンツハイムの間に5つのグラン・クリュ(シュロスベルグ、シュタインブルグラー、ペルシベルグ、フルシュテントゥム、ヘングスト)を所有し、テロワールと環境を尊重したワイン造りを行っています。テロワールを重視するため、区画に基づいて豊富なラインナップがありますが、それぞれの区画が非常に小さいためワインの生産量はどれも限定的です。そのため、リリースを待たずに売り切れてしまうものが殆どです。専門家の間でも評価が非常に高く、ロバート・パーカー氏は彼らに最高ランクの5ツ星、エクセプショナルの評価を与えています。

■2012年度「フランス最優秀生産者賞」受賞
フランスで最も信頼されるワイン専門誌「レヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス誌(RVF)」が年に一度、フランス全土のワインを対象に年間の活動に対して表彰する「最優秀生産者賞」。各部門でたった一社しか選ばれない中、生産者部門では「アルベール・マン」が選ばれました(その他部門は、協同組合部門、ネゴシアン部門など多岐に渡ります)。
【本文対訳】これは二組の夫婦のコラボレーションによる偉業だ。ジャッキー&モーリス・バルテルメとその妻達、マリ・テレーズとマリ・クレールは、1989年からドメーヌに参加している。21ヘクタールの畑を所有し、モーリスがその管理を担い、ジャッキーがテロワールを見事に表現する醸造を行う。リースリングのシュロスベルグはクリスタルのようなミネラル感、ゲヴュルツのフルシュテントゥムはエキゾチック・フルーツの深い香り、ヴァンダンジュ・タルディヴ、セレクション・ド・グラン・ノーブル、またピノ・ノワールはとても複雑で、まっすぐに表現されている。偉大なヴィニュロンの影には、必ずそれを支える女性がいる、マリ・クレールはワイナリーを経営し、マリ・テレーズは世界各地のコマーシャルを担当する。このワイナリーはこの地区において、品質価値は高く、知っておきたいワイナリー。
■ロバート・パーカー氏、最高評価「5ツ星」! ロバート・パーカー氏のワインガイドでは、アルザスの伝説的スター、マルセル・ダイス、ウンブレヒト、トリンバックと並び5ツ星の評価を獲得しています。
■レ・メイユー・ヴァン・ド・フランス誌、最高評価「3ツ星」! 旧クラスマン、現「Les Meilleurs vins de France 2011版」にて、アルザスのスターワイナリー、アルベール・ボクスレ、マルセル・ダイス、ヴァインバック、ウンブレヒト、オステルタッグとともに最高評価の三ツ星を獲得しています。

「人的介入を極力抑えたアプローチで、テロワールと品種の個性がきちんと表現された、ピュア・健全・ナチュラルなGrand Vin を造ること」 (※人的介入を極力抑えたアプローチ→SO2以外の添加物を一切添加しないこと)
バルテルメ兄弟は、その想いの実現のため、栽培に関しては一切の妥協をしないこと、厳格で丁寧な仕事をすることをモットーとしています。 また醸造においてはそのアプローチそのままに、土壌の持つ力を人の力で捻じ曲げず、その力を表現する農法を通じて、自然な調和を持つワインを作り出すことを大事にしています。
◆ワイン造りとは、ボトルの中に自然そのものが見いだせるようすること
それはつまり、人為的な介入を醸造の段階では極力さけることを意味します。ワインを造り過ぎてはいけない。ピュアさ、ミネラル感、健全なブドウに由来する躍動感、クリアさ(透明感があり、その土地の風景が見えるような)に満ちたワインを造るために日々努力しています。
◆自然な農法
自社畑は2000年よりエコセールの認証を受け、1997年より5つのグラン・クリュにてビオディナミ農法を取り入れてきました。さらに2010年からは全ての畑においてビオディナミ農法を取り入れ、ビオディヴァンからもビオディナミの認証を得ています。こうした農法は骨の折れる作業でありコストもかかりますが、結果、ワインにテロワールの個性を素直にもたらしてくれるようになります。畑を耕し、最大限に根を深くはらせることで、岩盤から分解されたミネラルを吸収できるようになるのです。

以上輸入元資料より抜粋


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「ジェームス・サックリング」92点!
アルザス ピノ・ブラン/オーセロワ[2020]


マルセル・ダイス」や「ウンブレヒト」等と並び、パーカ5つ星評価のアルザス屈指の造り手によるオーセロワとピノ・ブラン主体の白ワイン。香り豊かでシトラス系の香りにリンゴや僅かにハチミツやコショウのニュアンスも。和食にもとてもよく合うワインです。
750ml  特価ワイン 税込2420円

生産地:フランス、アルザス地方
味のタイプ : 白・辛口
アルコール度: 12,5%
ブドウ品種 :オーセロワ75%、ピノ・ブラン25%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :22000本

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「ジェームス・サックリング」93点!
クレマン・ダルザス エクストラ・ブリュット[2018]


マルセル・ダイス」や「ウンブレヒト」等と並び、パーカ5つ星評価のアルザス屈指の造り手「アルベール・マン」が、高品質のクレマンを造る為の特別な区画のブドウから造るクレマン。洋梨、グレープフルーツ、マルメロ等のフレッシュなフルーツの香りが特徴的で、ボリューム感がありながら透明感も兼ね備えたバランスの良い味わい。泡は繊細で細やか、美しい酸とフィネスが感じられる上品なクレマンです。
750ml   税込3080円

生産地:フランス、アルザス地方
味のタイプ :泡白・辛口
アルコール度: 12%
ブドウ品種 :ピノ・ブラン60%、オーセロワ30%、ピノ・ノワール10%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :13200本



アルザス ピノ・グリ キュヴェ・アルベール[2013]

アルザス屈指の造り手アルベール・マンのピノ・グリ。ラインナップの中ではベースラインとグランクリュシリーズの中間で、良い区画をブレンドした言わばプルミエクリュ・クラスのアイテム。非常にふくよかでリッチなスタイルで、リンゴやマルメロを想わせる芳醇な香りに溢れ、余韻も長くとても心地よい味わい。ブドウの特性上、残糖はやや高めに残りますが、食事と合わせて欲しいと出来る限りドライに仕上げるよう心掛けているとのことで、嫌味じゃない優しい甘さは食中酒としてもOK。
750ml   税込3240円

生産地:フランス、アルザス地方
味のタイプ : 白・辛口
アルコール度: 13,5%
ブドウ品種 :ピノ・グリ100%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :6000本