クセレント スイス・ウォッカ スイス政府はウォッカなどの原料である穀類を食料として供給するため、第二次世界大戦以降ウォッカの製造を禁止していました。しかしEUの規定に合わせ酒類や食品に関する法律を改定し、2000年には晴れてスイスでもウォッカの生産が解禁されました。そんなスイスはディヴィザ社のアッフェントランガー氏は世界最高のウォッカを作るべく、そのヒントをフランス・ブルゴーニュで生産される“グランクリュ”ワインに見出しました。小さな畑から優秀なワインを生み出すグランクリュのように、半径10km以内にある地元の農家に山ライ麦の有機栽培を依頼。最高の原料を調達した彼が次にこだわったのが蒸留工程。通常のウォッカとは違い、1回目の蒸留は時間をかけて小さなポットスチルで行い、2〜3回目の蒸留に独自のシステムが採用された特殊なコラムスチルを使用。アルプス山脈の雪解け水を使ったていねいな加水、濾過、ボトリングなど全ての工程を自社で手掛けています。グランクリュ・ワインやシングルモルトウイスキーのように手間暇をかけて少量生産されるこのウォッカは、派手なボトルデザインからは想像もつかないほどフルーティーな味わいです。
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