信州たかやまワイナリー


信州たかやまワイナリーは長野県北部に位置する高山村に2016年に設立されたワイナリーです。高山村には1996年に初めてシャルドネが植えられ、それ以降ワイン用ブドウの栽培に村ぐるみで情熱を注いできました。ワイナリーが設立されるまでは高山村で栽培されたブドウは村外のワイナリーへ供給され、そこで非常に高い評価を受けてきました。そんな高山村の中で、「いつか自分たちが栽培したブドウで自分たちのワインを造りたい」、という強い想いを持った栽培農家さん達が主体となり、栽培・醸造・販売を一貫して行い、遂に人材育成の場をも兼ね備えたワイナリーが設立されました。地域と農家と醸造家が一体となり質の高いワインを次々と生み出しています。
高山村の畑は村を流れる松川の造る扇状地に広がり、標高400m付近から850mまでの標高差450mにもなる範囲に広がっています。全体的に冷涼で年間降水量が少なく日照時間が長い、というブドウ栽培に適した地域になります。また標高差が大きいことから、畑により日照時間や平均気温が様々で「アメリン&ウィンクラー」の積算温度による気候分類の「リージョン1」から「リージョン4」までの畑が存在するという非常にユニークなテロワールを持っています。1つの村の中に様々な異なるテロワールが存在し、更に複数の栽培農家がブドウを作っているため多様なキュヴェを生み出すことができ、信州たかやまワイナリーのワインに複雑さとバランスの良さをもたらしています。土壌は黒ボク土と呼ばれる火山灰が積もって出来た火山灰土と赤土、そして砂礫質の土壌が広く分布しています。日本の他の土壌に比べて腐植含有量が極めて高いのが特徴で、とても水はけが良くブドウが若木の頃には水不足に陥ってしまう場合もあるほどの土壌です。
代表の涌井一秋氏氏は高山村に生まれ、高山村のもう一つの名産であるリンゴ栽培に若くから携わります。その後2006年からワイン用ブドウの栽培を開始。ブドウ栽培やワイン作りの研究に取り組む高山村の「ワインぶどう研究会」の2代目会長も努めていました。栽培するブドウの質は非常に高く、高山村を代表するワインの原料ブドウとしても供給されています。高山村のテロワールや気候に精通しており醸造家や周りの農家からの信頼も厚い生産者です。
また、醸造家の鷹野永一氏は山梨県に産まれ、山梨大学の発酵生産学科を卒業。山梨県勝沼町とボルドーにてワイン造りに携わり、2015年に高山村役場産業振興課のワイン振興担当に就任。2016年には信州たかやまワイナリーの醸造責任者となります。「高山村とは不思議な縁がある」と語る鷹野氏。1996年に初めてブドウが高山村に植えられ初収穫を迎えた際、そのブドウを購入したのが当時鷹野氏が在籍していた勝沼のワイナリーで、その醸造を行ったのが鷹野氏でした。高山村のブドウを誰よりも知る醸造家として栽培農家と厚い信頼関係築いています。醸造家の仕事は、「大切に育てられたブドウをワインという形にして食卓に届けること。」と語り、目指すワインは「食事の中にあり、杯を重ねいつの間にかボトルが空いているワイン」。日本を代表する醸造家が高山村の風土を活かしたワインを生み出しています。


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アント 高山村シャルドネ アンオーク[2017]

高山村福井原のブドウをメインに造られたワイン。標高の高い福井原のキュヴェに一部標高の低い区画のキュヴェをアッサンブラージュし味わいのバランスを取っています。日照り続きの春、多雨の夏秋であった2017年はブドウ栽培には複雑な年でしたが、栽培家の情熱と愛情が注がれたブドウが収穫されました。ワインはフレッシュなハーブ、ライムや果肉の多いレモンといった香りと、しっかり伸びやかな酸を保ちながら、瑞々しい果実味も感じさせる調和の取れた味わいです。
750ml   税込2160円

生産地:長野県、高山村
味のタイプ :白・辛口
アルコール度:12%
ブドウ品種 :シャルドネ100%
平均樹齢 :4年
平均年間生産量 :1000本