ロベール・シリュグ
1960年創業の非常に小規模なワイン生産者。40人もの人員を動員し、手作業で収穫作業を行っています。(100%除梗) リュットリゾネといわれる化学薬品を使用しない害虫対策など、高品質ワインを生み出す為の真摯な取り組みが随所に見られます。(平均樹齢は35年〜40年)働くスタッフにも女性が多く、ワインにも女性らしい繊細さが表れています。 また2年ほど前にD.R.Cが現在使用しているものと同じ選別機械を導入したことにより品質が飛躍的に向上しました。今後、目の離せない造り手のひとつです。 |
ブルゴーニュ ピノ・ノワール[2014] ほぼ毎年造っていますが、これまでは地元のワインショップ等へ全て販売(2.5haの畑があり、8000本程度生産が可能)。ガメイ比1/3で、程よいチャーミングさと柔らかな果実味が魅力的です。 ―以下リアルワインガイド55号より抜粋― 今は香りがおとなしい時期。よってまだマジックはなし。このクラス的な香りレベルでしかない。しかし半年ほどでグッと魅力的なものとなるだろう的雰囲気ぷんぷん。口に含むと若干パスグラ的なところがあるものの、シリュグらしい調和感としっとりさと正確さのある味わい。と言いつつ、本格的な部分とパスグラ的な部分の両方が交互に出てくる。気軽にシリュグのエッセンスが楽しめる。(今飲んで87 ポテンシャル87) 750ml |
■ 生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■ 味のタイプ : 赤・ミディアムボディ
■ アルコール度: 12,5%
■ ブドウ品種 :ピノ・ノワール、ガメイ
■ 平均樹齢 :
■ 平均年間生産量 :8000本
ブルゴーニュ アリゴテ[2014] 元々所有していたヴォーヌ・ロマネの南側にある1haの畑に1991年、1992年植樹。徐々に畑を拡大をしていく方向ですが、今は生産数が少なく、地元のみで消費されている稀少なキュヴェ(地元ではレモンやクレーム・ド・カシスに混ぜて飲んだりもするとても気軽なワインで、家飲みにぴったりなのだとか)。ワインとしての完成度が高く、アリゴテらしいキレのある酸と適度な熟度のバランスが秀逸。2014年はグレートな豊作年だったので、海外向けに割り当てされました。日本初入荷! 750ml |
■ 生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■ 味のタイプ :白・辛口
■ アルコール度: 12,5%
■ ブドウ品種 : アリゴテ100%
■ 平均樹齢 :20年
■ 平均年間生産量 :
ブルゴーニュ・パストゥグラン ロゼ[2014] ドメーヌ初の試みであるロゼワイン。昨年、試験的にフランスとオランダで販売を試み、とても好評だったので正式にリリースされる事になりました。ピノ・ノワールから造られるチャーミングな芳香と果実味に包まれたワイン。シリュグらしいミネラル感と艶っぽさが綺麗に現れていて、とても良く出来たロゼに仕上がっています。 ―以下リアルワインガイド51号より抜粋― これは14年もの。このワインは13年が初リリースだが生産量があまりに少なく、晴れてこの14年から日本へ入荷されることとなった。とてもエレガントで優しい香りに思いっきり癒される。口に含むとさすが名手の造るワイン。ロゼには珍しい大地の風味もほんのりとある本格派。それでいて気楽に楽しめる雰囲気もたっぷり。味の乗りも良く、見事に旨しなのだ。これは価格からしても買いですぜ。ロゼファンの人も、ロゼとは疎遠な人も是非試してみて。(今飲んで88+ ポテンシャル88+) 750ml |
■ 生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■ 味のタイプ : ロゼ・辛口
■ アルコール度: 12,5%
■ ブドウ品種 :ピノ・ノワール100%
■ 平均樹齢 :
■ 平均年間生産量 :
ブルゴーニュ ピノ・ノワール[2013] 畑はクロ・ド・ヴージョの下のレ・コンブという区画を中心に4ヶ所に点在し、総面積は2ha。平均年産は15000本。3〜5年使用した樽で18ヶ月程度熟成させた後、ステンレスタンクでアッサンブラージュして、1ヶ月程度落ち着かせてから瓶詰めされる。ACブルゴーニュの枠を大きく越えた銘酒。 ―以下リアルワインガイド51号より抜粋― さあ、ACブルの銘酒の登場だ(いつもこう書いている気がする)。13年だけど結構開いており、相変わらずのいい香り。クオリティ高いわ。だまって出されたら誰もがV・R村名と思うのでは。口に含むとやはり相変わらず美味しい。実に美味しい。クラスを超えた肉付きがあり、複雑な味がある。そして、まんまV・Rと言える端正さと正確さがあり、飲んでいて本当に安心する。美味しいから。それも正しく美味しいから。(今飲んで87+ ポテンシャル88) 750ml |
■ 生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■ 味のタイプ : 赤・ミディアムボディ
■ アルコール度: 12,5%
■ ブドウ品種 :ピノ・ノワール100%
■ 平均樹齢 :
■ 平均年間生産量 :15000本
ラドワ ブイッソン[2013] 0.2ha所有。これまで地元のみ販売されていたが、高需要に応える為、国外にも輸出開始。日本へは2009年に初上陸。認知度の低いACだが、決して侮る事ができない名品。シリュグ特有のミネラル感とエレガントさが際立つ。 ―以下リアルワインガイド51号より抜粋― いつもは薄い色だけど13年はしっかり色が付いている。と、珍しく外観の話を(必要な時だけは書く)。そして香りは13年的に閉じ気味。ただし品の良さ、エレガンス、ミネラルをしっかりと感じる。口に含むとV・R系とは全く異なるトーンの高い中域の味わいがメイン。しかし、野暮ったさも田舎っぽさもない、見事な洗練性だ。と言っても閉じ気味なんだけど。ここのラドワはルー・デュモンのラドワと並び、とてもクオリティが高い。(今飲んで88 ポテンシャル89) 750ml |
■ 生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■ 味のタイプ : 赤・フルボディ
■ アルコール度: 13%
■ ブドウ品種 :ピノ・ノワール100%
■ 平均樹齢 :年
■ 平均年間生産量 :1200本
ブルゴーニュ ピノ・ノワール[2012] 畑はクロ・ド・ヴージョの下のレ・コンブという区画を中心に4ヶ所に点在し、総面積は2ha。平均年産は15000本。3〜5年使用した樽で18ヶ月程度熟成させた後、ステンレスタンクでアッサンブラージュして、1ヶ月程度落ち着かせてから瓶詰めされる。ACブルゴーニュの枠を大きく越えた銘酒。 ―以下リアルワインガイド47号より抜粋― もう当然良いだろうなと勝手に決め込んで試飲に臨んだが、やはりと言うか予想を上回るかもしれないいい香り。端正で正確で複雑で、これは完全にV・Rの香り。それもプチV・Rではなく、村名V・Rの香りなのだ。口に含むときれいな果実味が豊かに拡がり、また、ミネラルで液体はツヤと気品に満ちている。もうメチャ美味しい。このワイン、やはりACブルの銘酒だ。(今飲んで88+ ポテンシャル89) 750ml |
■ 生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■ 味のタイプ : 赤・ミディアムボディ
■ アルコール度: 12,5%
■ ブドウ品種 :ピノ・ノワール100%
■ 平均樹齢 :
■ 平均年間生産量 :15000本
シャンボル・ミュジニー レ・モンビエ[2011] ピュアなエキス分を心行くまで味わえるそんな印象のワイン。エレガントで香水のような洗練されたアロマを放つ。熟した赤い果実に土やオークのニュアンスがうまく溶け込んでおり、華やかで質の高い余韻が長く継続する。新樽比率は25%。年産僅か1700本の希少性の高いアイテム。 ―以下リアルワインガイド43号より抜粋― これまではレ・モンビエと記していたが、正しい発音はレ・モンビーだと分かったので訂正。香りは今は少し閉じ気味だが、素晴らしいミネラル感がたまらない。そして品の良い黒赤果実香と深遠な大地香がふんわりと漂う。開いたらメチャいい香りとなること必至。口に含むと何という上質感か。ミネラルにより液体はツヤツヤとしており、高品位感がたっぷり。そしてジューシーでみずみずしく、その液体にうま味たっぷりの味がギッシリと乗っている。味はもう複雑で複雑で美味しいのひと言。これは完全に1erの品質。(今飲んで90+ ポテンシャル91+) 750ml |
■ 生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■ 味のタイプ : 赤・フルボディ
■ アルコール度: 13%
■ ブドウ品種 :ピノ・ノワール100%
■ 平均樹齢 :
■ 平均年間生産量 :1700本
ヴォーヌ・ロマネ[2011] 4haの所有区画(オー・レア、オー・コミューン、レ・バロー、レ・シャルダン、ボジェ)のブドウから産まれるこのワインは、艶やかで熟度の高い果実味、適度な酸の度合い、清らかで純粋なミネラル感と凝縮感溢れる豊かな果実味と土の風味がうまくまとまっている。上質なタンニンも非常にしっかりしており、ポテンシャルの高さが伺える。エレガントさと優しさ、そして力強さが見事に共存している。新樽比率は20%。平均樹齢45年。 ―以下リアルワインガイド43号より抜粋― もう思いっきりV・Rの端正で正確な香り。黒赤果実と大地香、そしてミネラルが絶妙なバランスで溶け合っている。ともかく複雑で奥深い。加えてミネラルのツヤ感が素晴らしい。口に含むとこれもメチャ旨い。しばしこのワインが単なる村名V・Rであることを忘れてしまうほど。味が集中し、焦点が定まり、複雑で奥行きがある。そして何よりミネラルのツヤ感と上質さが見事だ。これ、本当に単なる村名V・Rか?(今飲んで90 ポテンシャル91) 750ml |
■ 生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■ 味のタイプ : 赤・フルボディ
■ アルコール度: 13%
■ ブドウ品種 :ピノ・ノワール100%
■ 平均樹齢 :45年
■ 平均年間生産量 :
グラン・エシェゾー[2011] 僅か13ha所有の為、2樽のみ生産。1樽ずつ違う樽メーカーの新樽で熟成させる。レモン社製のトロンセ新樽は濃密で、しなやかな果実味の清らかさが際立ち、ルソー社製のトロンセ新樽は、前者の樽よりもオークのインパクトが強いが、ベースの果実味がしっかりとしているので、樽負けしておらず、洗練されたフィニッシュはとても長く感じられる。この2つの樽が最終的にブレンドされる。新樽比率は100%。 ―以下リアルワインガイド43号より抜粋― もう参りました。ぐうの音も出ません。グダグダと香りや味を同じような単語を並べて書く必要性を感じません。もちろんこのワインはそのハイクオリティさと生産量の少なさで、市場では奪い合いとなっている。それはブルゴーニュワインとして仕方のない事と思う。個人的にももちろんゲットしたいがそんなことが叶うハズがない。ゲット出来た方、心からおめでとうございます。セラーの宝物としてください。以上。(今飲んで93+ ポテンシャル95) 750ml |
■ 生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■ 味のタイプ : 赤・フルボディ
■ アルコール度: 13,5%
■ ブドウ品種 :ピノ・ノワール100%
■ 平均樹齢 :年
■ 平均年間生産量 :
ヴォーヌ・ロマネ[2010] シャンボルよりもさらに厚みが増して樽の香ばしいニュアンスがより深い味わいを表現しています。オー・レア、オー・コミューン、レ・バロー、レ・シャルダン、ボジェの区画から産出される。樹齢は平均で45年。艶やかで熟度の高い果実味、適度な酸の度合い、清らかで純粋なミネラル感。ヴォーヌ・ロマネのテロワールを的確に理解し表現した見事なワイン。収量減の為、ヴォーヌ・ロマネV.V.は造られず、V.V.区画からのブドウはこのキュヴェにアッサンブラージュされました。 ―以下リアルワインガイド39号より抜粋― とても品良く端正で、複雑な香り。黒赤果実と深遠な大地香、そしてなんといってもツヤと気品のあるミネラルがとても多い。口に含むと液体はミネラルでツヤツヤのスベスベで、見事な質感。そして濃くも薄くもない濃度で、飲んでいてまことに気持ちがいい。味は適切に甘く、酸が美しくよく伸び、多めのタンニンは熟して円い。これも素晴らしい村名ワインだ。なおV・Vは収穫量が少なすぎて造っておらず、全てこのワインに混ぜている。(今飲んで90+ ポテンシャル91+) 750ml |
■ 生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■ 味のタイプ : 赤・ミディアムボディ
■ アルコール度: 13%
■ ブドウ品種 :ピノ・ノワール100%
■ 平均樹齢 :45年
■ 平均年間生産量 :
ヴォーヌ・ロマネ1er レ・プティ・モン[2010] 1年使用した樽とレモン社製とルソー社製のトロンセ新樽を併用。レモン社はタンニンの力強さ、ルソー社はレモン社のキュヴェに比べれば、濃さと粘性のある果実味とスタイリッシュな酸が特徴的。ルソー社製の新樽は通常の樽も高額ですが、さらに熟練の職人が手掛けたゴールドメダルが刻印された樽も使用されました。このいわゆる名人樽の使用は2009年からの試みで全10樽導入されました。名人樽によるワインは、より華やかな香りが印象的。アーモンドをフライパンで炒ったような香ばしい樽由来のニュアンスがワインに奥行きを与えています。しなやかで官能的なスタイル。このキュヴェだけでも商品化すれば、ものすごいインパクトを市場に与えてくれそうなワインですが、最終的には新旧それぞれ別の樽で熟成された同一キュヴェをアッサンブラージュさせ、新樽比率は50%となります。それぞれの個性が互いをうまく生かすことで、単一樽以上の複雑味を表現することが出来るそう。毎年、前年よりもさらにおいしいものを造りたいという強い想いが感じられますが、それが成功している好例。 ―以下リアルワインガイド39号より抜粋― 樽とブドウからのクリーミーさがとても心地良い。複雑すぎる黒果実と深遠すぎる大地香、そして気品を与えまくる多量のミネラルのとてもいい香り。口に含むとこれはグラン・クリュですか!?素晴らしい味つきの良さと複雑さ、そしてミネラルで気品がありまくる見事なまでの液体の質感。素晴らしいとしか言いようがない。(今飲んで92 ポテンシャル93+)) 750ml |
■ 生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■ 味のタイプ : 赤・フルボディ
■ アルコール度: 13,5%
■ ブドウ品種 :ピノ・ノワール100%
■ 平均樹齢 :年
■ 平均年間生産量 :