“イギリスでワイン？”そう思われる方も多いかもしれません。これまでワイン産地の北限はシャンパーニュ地方とされてきましたが、近年の温暖化の影響を受け、次第にその限界が北上。さらにナイティンバーの畑はシャンパーニュ地方同様、キンメリジャンと呼ばれる石灰質土壌。自社畑産のブドウ100％で、シャンパーニュで認められるシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエだけでスパークリングワインを造っています。収穫は全て手摘みで、デリケートなブドウを傷つけないようシャンパーニュで一般的に用いられている半分程のサイズの木箱を用い、収穫されたブドウは必ず数時間以内に圧搾過程に入ります。圧搾されたブドウは区画毎にタンクで発酵し、シャンパーニュ同様瓶内二次発酵。ヴィンテージシャンパーニュの規定と同じく3年以上澱と共に熟成させます。どのワインも良年のみの生産、つまり出来の悪い年にはワインを造らないという徹底した品質主義。その品質の高さから英国王室御用達にも選ばれ、シャンパーニュと肩を並べ世界中の華やかな場で振る舞われています。
７５０ｍｌ