マス・ブレス


セヴェンヌの山の麓、ユゼスとニームの間サンタ アナスタズィに位置しています。2012年以降、42haをビオロジックで栽培され、マス ブレスとしてリリースされており、現在のオーナーはモーリス バルヌアン。
ドメーヌを運営していく上で大切にしている事は、自由なアイデアを受け入れる事、亜硫酸添加量をもっと減らしていくこと。異常気象が続く中、今後いかに効率よく作業をし、美味しい葡萄を生産していくかが重要なポイントだとも話します。
畑はガルドン川流域の丘陵地に広がり、石灰質の多めな粘土石灰質土壌が多く、地中海の暑い太陽が輝く素晴らしい日照条件に加え、セヴェンヌ山塊からくる冷涼な空気が、暑くなりがちな南のワインにフレッシュさをもたらします。
石灰岩は地中の水分とフレッシュさをキープし、ラングドック地方の平均気温と比較すると、畑の温度は3度から4度低くなっています。
セヴェンヌ山脈からこの地方を流れるガルドン川が、マス ブレスの畑周辺一帯地下約20メートルに地下水脈となり、水不足の年でもストレスに陥らず、葉は青々と茂っているとのこと。
暑い時期でも、ブドウには朝露がつき、風が吹かないと湿気のもとにもなりますが、ミストラルも程よく吹き、ブドウの葉には病気のかけらも見られないミクロクリマを持っています。
クオリティと価格のバランスは素晴らしく、SO2添加量は赤白とも平均して50㎎/Lあたり。元々モーリスの実家は苗木屋さんと言う事もあり、より多くの品種が準備出来るマス ブレス。
恵まれた環境である事を活用して、恵まれた畑に植樹して行きたいとにこやかに話してくれました。

以上輸入元資料より抜粋


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IGP セヴェンヌ・ステラ[2022]

収穫は茎や種まで十分に熟したことを確認してから行われ、除梗しドライアイスを活用して低温でマセラシオン。その後、空気圧を利用したプレス機で圧搾し、低温でデブルバージュを行ってから発酵。澱と共に熟成させ、期間中はバトナージュを行います。照りのある淡い麦わら色の外観、リースリングの特徴である白桃などのフルーティーな香りや白い花、メロンなどの香りも膨らみ、温度の変化と共にマンゴーや黄色いトロピカルフルーツの香りが前面に出て、南の白ワインらしいキャッチーで華やかな香りが溢れます。味わいは香りに反して濃すぎないスタイルで、酸もシッカリと感じエレガントでサラッと飲み進められる、正にデイリーにピッタリのワイン。少々冷やし目にして、魚介類やブリーチーズなどクリーミーな料理との相性が良い万能な1本です。

―以下リアルワインガイド84号より抜粋―
2012年以降、42ha(!)の畑で有機栽培を実践しているという造り手。リースリング、ヴェルメンティーノ、ピノ・グリのブレンドだけど、抜栓当初は縮こまり気味でおとなしい雰囲気。しかし時間とともにアンズや白桃の風味が出てくると果実味に程よいコクが加わり、液体にとろみも出てくる。その変化に驚きつつも、これはオイシーです。ナチュラル加減がちょうど良い塩梅でネガティブさは皆無。やんわりとシャキッが絶妙のバランスで楽しめます。(今飲んで89 ポテンシャル89+)※掲載ヴィンテージは2021年
750ml   税込1980円

生産地:フランス、ラングドック&ルーション地方
味のタイプ :白・辛口
アルコール度:13%
ブドウ品種 :リースリング、ロール(ヴェルメンティーノ)、ピノ・グリ
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :

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