リアルワインガイド「旨安賞」! マルケス・デ・カセレス バレル・フェルメンテッド[2011] スペイン内乱中にボルドーに移住し、「カマンサック」「ラローズ・トラントドン」を購入し、フランスを代表する醸造学者エミール・ペイノー教授の手助けを得て、わずか数年で二つのシャトーをボルドーのトップレベルにまで引き上げたエンリケ・フォルネが、リオハ・アルタに戻り1970年に設立したのが「マルケス・デ・カセレス」。ボルドースタイルにモダンさと気品が加わった新しいリオハスタイルのこのワインは、新鮮な果実(グレープフルーツや洋ナシ)と、軽くアーモンドが感じられる複雑な香り。口中では絹のようなタンニンに包まれたミネラルが、このワインの風味を際立たせます。わずかに感じられるオークとのバランスも非常によく、フィニッシュではフレッシュさが感じられます。 ―以下リアルワインガイド44号より抜粋― やっぱスペインは旨安大国だなあ。この値段でしっかりしたワインがバシバシ出てくる。もちろんこれもその1本。名前の通り、樽効いてます。しかし今は昔ではないので(ヘンな言い回し)、樽の効き方は結構控えめ。と言うか、新樽に負けないしっかりした果実があるのだ。よって香りも味も樽々しておらず、複雑性と奥行きが出ている。味はクッキリした甘酸っぱい果実味で一杯。また、ほろ苦さもいいカンジ。もう少しミネラルがあれば凄いことになったのに。(今飲んで88 ポテンシャル88) 750ml よりどり2本で3132円対象 |
■ 生産地:スペイン、リオハ地方
■ 味のタイプ :白・辛口
■ アルコール度:13%
■ ブドウ品種 : ヴィウラ主体、マルヴォワジー少量
■ 平均樹齢 :
■ 平均年間生産量 :本