メゾン・アン・ベル・リー


メゾン・アン・ベル・リーはブルゴーニュのサン・トーバン村に位置するワイナリーです。オーナーのピエール・ファナルは、元生化学者としての経歴を持つ人物で、化学者としての研究中にルドルフ・シュタイナーの提唱する「アントロポゾフィー(人智学)」の思想に出会い、ビオ・ディナミに傾倒します。元々、ワイン造りを趣味としていたピエールは、80年代後半から90年代前半にかけて様々なビオ・ディナミ生産者を巡り、更に95年からはアルザスの大学で、アントロポゾフィーの研究の為招待され、3年間ビオ・ディナミについて深く研究します。その後、ボーヌ、ディジョンの大学で醸造学を修め、ディジョン大学では国家資格である「フランス国家醸造士」の資格も取得します。就学中からドミニク・ラフォンやエマニュエル・ジブロなどのワイナリーで経験を積み、2007年までエマニュエル・ジブロで醸造長を務めた後、2009年にクロード・ビュラ氏他数名の共同出資者とともに、メゾン・アン・ベル・リーを設立しました。現在、3.5haの自社畑と、4haの買い葡萄からワインを造っています。自社畑がビオ・ディナミで栽培されているのはもちろん、購入する畑も、ビオ、もしくはビオ改修中の畑です。また、葡萄は購入するだけでなく、畑の所有者と一年中連絡を取り合い、購入する区画の葡萄は実際に自分で畑仕事を行います。現在、年産は220hl。赤白合わせて12のアペラシオンからワインを造っております。醸造工程においても、ビオ・ディナミの考えを取り入れた自然醸造を行います。補糖、清澄、濾過などの人為的な工程は排除し、発酵も月の満ち欠けに合わせて行い、重力のみでの瓶詰めなど、自然の力を最大限に使った醸造を行っております。

以上輸入元資料より抜粋


ブルゴーニュワインTOPへ


マランジェ1er クロ・ルソー[2011]

マランジュ村内「Les Clos Roussots」より収穫。平均樹齢は60年以上です。泥灰土の混じった粘土石灰質土壌です。ブラックベリーやカシス、プリュネルなどの黒色果実の香り。深い色合いで、タンニンが綺麗に溶け込み余韻まで長く感じられます。バリックで18ヶ月熟成し、ポテンシャルの高いワインとなりました。
750ml   税込3996円

生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
味のタイプ : 赤・ミディアムボディ
アルコール度: 12%
ブドウ品種 :ピノ・ノワール100%
平均樹齢 :60年
平均年間生産量 :