〜 「ラクリマ・ディ・モッロ」種の個性とテロワールの表現 〜

現生産者ジュスティ・ピエルジョヴァンニ氏の祖父が、1930年にこの地ではじめたワイナリー。大学農学部在学中に父を亡くしたジュスティは、跡継ぎとして何が出来るかを考えました。
そこで、それまで 「ラクリマは早飲みワイン、熟成はできない」「多品種とブレンドして本来の力が生かされる葡萄」といわれていた、父の残したこの葡萄品種を追求しようと考えたのです。
2000年よりマルケ州出身のジャンカルロ・ソヴェルッキ氏を迎え、根本的に収穫方法、醸造方法を方向転換し飛躍的にラクリマのブドウ特性を表現し始めます。 エノロゴを務めるジャンカルロ・ソヴェルッキ氏は、20年以上のこの地区の品種
を熟知している醸造家。非常に几帳面な性格で、このワイナリーすべてのバリック、タンク、大樽の状態の一切をノートに事細かく書いている、見掛けに寄らない完璧主義者がつくり出したのが、今回ご紹介するワインです!

 


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「ヴェロネッリ 2007」ソーレ(太陽)獲得!
ルイジーノ[2004]

イタリアワイン誌「ヴィロネッリ」がその年試飲したワインの中でも「特に驚愕し興奮を覚えるほどの品質」と評価し15000本以上の中から選んだ、たった22本のうちの1本がこのワイン!醗酵が終わった段階で、澱に近い部分のキュヴェだけを熟成する為、生産本数は非常に少なく3300本のみ!ローズ、ハーブなどのアロマに、ブラックペッパーのようなアクセント。果実に由来する甘みとなめらかなタンニンのバランスが素晴らしいワインです。
750ml   税込3675円

生産地:イタリア、マルケ地方
味のタイプ :赤・フルボディ
アルコール度:12,9%
ブドウ品種 :ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバ100%
平均樹齢 :11〜16年
平均年間生産量 :3300本