レシュノー


フィリップとヴァンサンのレシュノー兄弟が運営するこのドメーヌは、1986年創業の若さながら瞬く間に高評価を得て成長した。
今はなきモランというネゴシアンで働いていた父、フェルナンがふたりに残した畑はわずか3ha。それを18アペラシオン(年によって変動あり)、およそ10ヘクタールの規模にまで拡大させたのだ。ニュイ・サン・ジョルジュを拠点とするドメーヌだが、畑はさまざまな村に点在。マルサネ、ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュ、ショレイ・レ・ボーヌ……、そしてオート・コートにも。
ブドウ栽培は事実上のビオロジックで、いくつかビオディナミ的な調合物も使っている。しかし、認証を得るつもりはまったくない。醸造方法をみると、原則的に100%除梗だがヴィンテージとクリマによってはいくらか梗を残す。10〜12度の低温マセレーションを4、5日続けた後、自然にアルコール発酵。トータルで3週間のキュヴェゾンを行う。その後、およそ16ヶ月の樽熟成。村名ワインでは新樽率は20-25%、1級で40%、特級は100%に上がる。
近年の変化は、村名のニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ダモードが、2011年より1級レ・ダモードになったこと。ヴォーヌ・ロマネとの村境に位置するこのクリマは上が村名、下が1級で、レシュノーはそれぞれ0.3haと0.7ha所有しており、以前はふたつをアッサンブラージュして村名のレ・ダモードとしていた。この村名部分を畑名なしのニュイ・サン・ジョルジュに混ぜ、レ・ダモードは晴れて1級を名乗ることになったのだ。
また2007年にモレ・サン・ドニの斜面上部に植えたシャルドネは、これまでブルゴーニュ・ブランとしてリリースされてきたが、2012年よりモレ・サン・ドニ・ブランとなる。
レシュノーのワインは果実味豊かで丸いタンニン。若いうちから楽しめる心地よさが人気の秘訣だ。

以上輸入元資料より抜粋


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ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ[2016]

ラズベリーに赤スグリなど爽やかな赤い果実のアロマ、タイトなボディでミネラル感に富み、フレッシュな酸味が生き生きと感じられます。ミントを思わせるフレッシュなフレーバーも特徴的。熟成には一部450リットルの中樽を使用。

―以下リアルワインガイド63号より抜粋―
これもきれいだけでみずみずしい香り。例年は強くて濃いめのレシュノーだけど、この凝縮した16年にこのきれいさだ。口に含むとACブルに比べて酸が増し、フレッシュさとピュアさ、そしてミネラル感が増してくる。今飲んで美味しいのはACブルだけど、このワインは1年後くらいにグッと美味しくなる。それだけの要素を持っている。(今飲んで88 ポテンシャル89)
750ml   税込3872円

生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
味のタイプ :赤・フルボディ
アルコール度:13%
ブドウ品種 :ピノ・ノワール100%
平均樹齢 :50年
平均年間生産量 :4500本

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ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ダモード[2009]

リアルワインガイド33号の表紙を飾ったコストパフォーマンス最高の村名ワイン。

―以下リアルワインガイド33号より抜粋―
豊かで複雑な果実味と深遠な大地香がとてもよく香る。また目も美しく詰まっている。そして味も見事。レ・ダモードは1erと村名に分かれ、レシュノーは村名区画だが明らかに1erの品質にあるダモードだ。と言うか、09年に関してはグラン・クリュ同等の品質にある。ちなみに本号の表紙のワインはこれ。(今飲んで92 ポテンシャル93)
750ml   税込5980円

生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
味のタイプ :赤・フルボディ
アルコール度:13,5%
ブドウ品種 :ピノ・ノワール100%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :本