ラン・セッカ
Lan Seqqua(ラン・セッカ)のLanは音としてランランラン♪のラン、Seqquaは日本語の”雪華”をもじった造語です。
どちらかというと音のリズムが気に入ってこの名前をつけましたが、強引に意訳すると「楽しい雪」となるでしょうか。
Lan Seqquaのある北海道余市の冬には2mに届くほどの雪が降り、当然、ワインブドウの樹たちは雪の下に隠れてしまいます。しかし、この雪が厳しい寒さを防いでくれるので、ブドウは極寒の冬を越えることができるのです。
それに、僕は冬が好きです。
もちろん寒いし雪かきは大変ですが、季節感のメリハリがあるし、月明かりに照らされた夜の明るく青い雪景色は言葉に出来ないぐらいきれいだし。春夏秋と忙しい季節を駆け抜けてからの冬休みのような静かな時間は、北海道育ちということもあるのでしょうか、とても好きな時間です。
ここにいる限り、雪とともに生活していくのでしょう。
楽しくあれ、といった意味もこめて、楽しい雪という言葉をつけてみました。
以上生産者資料より抜粋
早花咲月(サハナサズキ) オレンジ[2023] 名前の「早花咲月」は太陰暦の3月を表す言葉(早キ花ノ咲ク月)だそうで、現在では3月下旬から5月上旬の期間に当たります。春が立ち上がっていく時期にスカッと飲んで欲しいワイン、ということで名付けられました。今回はナイアガラ主体にキャンベル等をブレンドした「ロゼ」の予定でしたが、キャンベルの赤色があまり出ずナイアガラの醸しによる黄色味が目立つ仕上がりなので「オレンジ」表記となりました。また、ナチュラルワインで良く起こるいわゆる「糸引き」と呼ばれる状態(健康上の問題はありません)の為、とろみがあって瓶内2次発酵由来の泡もある独特の口当たりが特徴です。泡持ちが良くクラフトビール的なニュアンスもあり、アルコールも低いので暑い時期に合う軽い飲み物としてオススメです。
※噴きこぼれる可能性がある為、静置してオリを沈め冷蔵庫でよく冷やしてから開栓することをお勧めします。 750ml 税込1980円 |
■ 生産地:北海道、余市町
■ 味のタイプ :微発泡オレンジ・辛口
■ アルコール度:7,5%
■ ブドウ品種 :ナイヤガラ約90%、キャンベルアーリー約10%、メルロー&ポートランド少々
■ 平均樹齢 :年
■ 平均年間生産量 :7200本
店頭販売のみ 名前の「早花咲月」は太陰暦の3月を表す言葉(早キ花ノ咲ク月)だそうで、現在では3月下旬から5月上旬の期間に当たります。春が立ち上がっていく時期にスカッと飲んで欲しいワイン、ということで名付けられました。2023年は全体的にナイアガラの香りが薄く、キャンベルアーリーも晩腐病の影響で早採りした為、果実感をアップさせる意味で自園のピノ・ノワール(ハードプレス)を数%程度ブレンド。野生酵母で一次発酵後、糖分を加え瓶内2次発酵しています。今回は2023年内にリリースする「新酒バージョン」ということで、デゴルジュマン(澱抜き)は行っておらず瓶内発酵も終わり切っていない為、ガス圧は弱く(0.5気圧程度)少し甘さも残っています。新酒として味わいのバランスは取れているので、瓶内発酵のリアルな途中経過を感じつつお楽しみ下さい。
750ml 完売 |
■ 生産地:北海道、余市町
■ 味のタイプ :微発泡ロゼ・辛口
■ アルコール度:8%
■ ブドウ品種 :ナイヤガラ、キャンベルアーリー、ピノ・ノワール
■ 平均樹齢 :年
■ 平均年間生産量 :2600本
店頭販売のみ お一人様1本限定!(スタンプ5個必要です) コヤチ パストゥグラン[2021] 「ラン・セッカ」の自園畑のブドウ100%で造った、記念すべきドメーヌものの(実質的な)ファーストリリース。ブドウは西日がしっかりと当たる西畑からで、収穫は10月の初旬から2週間程度かけて行ないました。ツヴァイゲルトは全房でピジャージュ少なめ、ピノ・ノワールの半分は除梗、半分は全房で樹脂タンクにて発酵し機械式水平プレスでまとめてプレス。発酵が落ち着いた段階で樽(新樽率は2割相当程度)に移し、1年熟成後にブレンドして瓶詰め(亜硫酸は瓶詰め時のみ添加)。熟成感のある色味で、ブルーベリーやカシスの果実感とともに生革、チョコレート、黒豆のような濃い色のニュアンス。酸は穏やかでタンニンは控えめ、適度な樽香も感じられます。果実感がありすぐでも美味しく飲めますが、熟成のポテンシャルもあります。
750ml 完売 |
■ 生産地:北海道、余市町
■ 味のタイプ :赤・ミディアムボディ
■ アルコール度:12,5%
■ ブドウ品種 :ピノ・ノワール67%、ツヴァイゲルトレーベ33%
■ 平均樹齢 :年
■ 平均年間生産量 :1800本
店頭販売のみ 1本に付きスタンプ2個必要 早花咲月(サハナサズキ)[2021] 名前の「早花咲月」は太陰暦の3月を表す言葉(早キ花ノ咲ク月)だそうで、現在では3月下旬から5月上旬の期間に当たります。春が立ち上がっていく時期にスカッと飲んで欲しいワイン、ということで名付けられました(今年は味筋的な面から真夏のリリースです)。ブドウは余市町登の小登
(CoNobori) 地区「Sunny Side Farm」の大倉さんの畑からで、栽培はボルドー1回と硫黄が1回のみという地球に優しい方法で畑に向き合っています。醸造は野生酵母で瓶内二次発酵し、亜硫酸は瓶詰時のみ使用(今回は瓶内で酒石が大量に出た為、一度タンクに戻して酒石を落としてから再度瓶詰しています)。ナイアガラ独特の果実感は薄めで、ビールの様な渋さに少し酸化的なコクが同居した味わいで、温度が上がってきてからが本領発揮な雰囲気。暑い時期に油多めの料理と一緒に楽しみたいワインに仕上がっています。
750ml 完売 |
■ 生産地:北海道、余市町
■ 味のタイプ :微発泡白・辛口
■ アルコール度:9,5%
■ ブドウ品種 :ナイヤガラ100%
■ 平均樹齢 :年
■ 平均年間生産量 :2400本
店頭販売のみ ノボリコ・ノボリ[2020] 余市町登町の小登地区にある「Sunny Side Farm」の大倉さんが有機同等(硫黄と一部区画へのボルドー液のみを使用)で栽培したナイアガラを100%使用し、瓶内2次発酵(澱抜き無し)で仕上げたスパークリング。初リリースとなる2020年は、ヴェレゾンまで大きな天候不順や病虫害の大発生もなく順調に推移。しかし、秋から収穫までの期間は太陽の出ないぐずついた天気が続き、果実の成熟という意味では難しい状態となりました。収穫は少し早めながら、スパークリングに必要な酸がしっかりある状態でまとまってくれたという印象だそうです。コンセプトは「お手軽お気軽」で、醸造面としてはナイアガラ特有の派手な香りが前面に出過ぎないようにしつつ、酸と少しの苦さのある味に仕上がりました。全体としては軽い味わいで、食卓の序盤にとっつきやすい性格のワインです。
750ml 完売 |
■ 生産地:北海道、余市町
■ 味のタイプ :泡白・辛口
■ アルコール度:8%
■ ブドウ品種 :ナイヤガラ100%
■ 平均樹齢 :年
■ 平均年間生産量 :2600本