「開華」 第一酒造㈱(栃木県)
[歴史] 佐野の始祖はむかで退治で有名な藤原秀郷で、約500年の統治後は場所により堀田家、井伊家の領地になりました。蔵元は堀田家の御用商人で、農業をしながら酒造りを始めたのが延宝元年(1673)です。佐野は三方を山に囲まれ、前は利根川や渡良瀬川に守られ、戦国時代も外から攻められることがなく、食糧も十分自給自足できた恵まれた地です。蔵元の農業とのかかわりも深く、現在も自社田で採れた米を酒造りに使用しています。 |
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日本名門酒会「初夏の限定酒」 開華 純米酒 KAIKA80 TAJIMA 蔵人が自ら育てた自家水田の「ひとごこち」を100%使用し、低精米80%で仕込むチャレンジ酒(今期で2年目)。磨かないことで現れる米の個性を120%表現。きれいながらもしっかりとした旨味の芯がある、キレの良い味わいに仕上がりました。独自の香り、酸味があるような「モダンスタイル」ではなく、「クラシックスタイル」の飲んでじわっと旨い酒質。ちなみに酒名の「TAJIMA」は、田んぼの所在地である佐野市田島町からで、酵母も栃木酵母を使用したオール栃木の酒です。
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開華 純米 あらばしり 良水の湧く栃木佐野の蔵元「開華」の冬の味、しぼりたての純米生原酒です。栃木県産米と栃木酵母を使用し、しぼる際に圧をかけずに出てくる部分のみを原酒のまま瓶詰。梨や巨峰のような爽やかな果実の香り、ふくらみのある旨みと穏やかな甘味・酸味が絶妙に調和した、新酒らしい溌剌とした味わいがギュッと凝縮されています。手頃な値段なのにこの美味しさ、とコストパフォーマンスの良さにも驚く一本。 ※要冷蔵商品です
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開華 無垢之酒 純米吟醸生原酒 「純米吟醸生原酒のあらばしりで無濾過」という生まれたてのお酒本来の味わいを、そのまま楽しめる「無垢之酒(むくのさけ)」。かつてはこの時期の蔵に出向かなければ飲めなかった、早春ならではの限定酒です。今年は原料処理を大吟醸同様の小単位で行い、洗米、吸水の精度を高め理想的な蒸米となりました。ピンクグレープフルーツ様の香り、やわらかな口当たりと程良い米の旨味、きめの細かい渋みと酸味の余韻が綺麗。 ※要冷蔵商品です
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開華 「みがき竹皮包」 特別純米原酒 「地元に愛されてこそ地酒」「どの商品を飲んで頂いても、美味しさと安らぎを感じていただきたい」との想いから、普通酒は造らず全ての商品が特定名称酒の蔵元!高精米(平均57%)、小仕込み、丁寧な手造りの酒造りを実践する為に、杜氏と4名の1級酒造技能士が1年通して駐在して出荷まで責任を持って商品管理!中でも純米酒に定評のあるこの蔵の本領発揮というべき、まろやかで豊かな旨味と原酒ならではのふくよかな香りが堪能できるキリリとした酒。素朴な竹皮に包まれた外観も田舎くさくてグット!
720ml |