ジャンヌ・エ・シルヴァン
もともとはドメーヌ・ベルノランといい、ネゴシアンにバルクでワインを販売していましたが、1995年の世代交代をきっかけに自社ビン詰めを開始し、ドメーヌ名も改名しました。
所有面積わずか2.9ヘクタールの畑は、創業当時から完全ビオロジー栽培。夫のシルヴァンさんが栽培、妻のジャンヌさんが醸造を担当しています。ジュヴレ村一のおしどり夫婦としても有名なこの夫婦、ドメーヌがある村の中心部へ行くと、小さなお子さんのベビーカーを押しながら仲むつまじく歩く彼らにしばしば会うことができます。
ジャンヌさんは、コート・ド・ニュイには数えるほどしかいない女性醸造家のひとりで、育児と仕事を見事に両立させています。「子供の次に畑が大事」という夫シルヴァンさんは、ジュヴレのすべての生産者の中でもっとも畑に出ているヴィニュロンだと思います。
「どんな味のワインをつくりたいか、というよりも、ぶどう本来の美味しさが自然に体に染み込んでくるようなワインをつくりたいのです」という奥さんの言葉どおり、大地の滋養をたっぷりと育んだぶどうの実をそのまま丸ごとワインにしたような味わいで、深い癒しを得られるワインです。
以上輸入元資料より抜粋
ブルゴーニュ・ルージュ[2005] AOCジュヴレの南端区画レ・ソヴレに接する、パキエ・デ・シェンヌ・エ・フルノーに2区画合計で0.5ha。樹齢6年。14〜18日間の長期低温マセラシオン。10〜12ヶ月間の樽熟成で、新樽は使用しません。年間2,000本程度の限定生産で、「苦しかった創業当時から贔屓にしていただいている個人のお客様を大切にしたい」ということで、日本への割当はほとんどありません(でも、彼らのそういうところがいいのです)。 ―以下リアルワインガイド18号より抜粋― ACブルで3000円台前半の価格設定は、今となってはお手頃と呼べるぎりぎりのライン。もっともまだ一部の愛好家にしか知られていない新ブルゴーニュの生産者なので決して安くはないというイメージもあるが、その品質の高さからお買い得ACブルと断言する。樽の「た」の字もないピュアでナチュラルな果実と大地の風味。厚みはないがきれいにバランスの取れた液体は、果実の総量に見合ったキレの良い酸がとても05年らしい。チェリーとベリーの甘酸っぱさに土の風味が絡む。(今飲んで88 ポテンシャル89) 750ml |
■ 生産地:フランス・ブルゴーニュ地方
■ 味のタイプ :赤・ミディアムボディ
■ アルコール度:%
■ ブドウ品種 :ピノノワール100%
■ 平均樹齢 :年
■ 平均年間生産量 :2000本