ボデガ・イヌリエータ ナバエルス[2016] キュヴェ名はナバラからの造語。アメリカンオークの樽で6ヶ月、フレンチオークの樽で6ヶ月、計12ヶ月オーク樽で熟成させ、その後12ヶ月瓶熟させていますので、ラベルには表示がありませんが「クリアンサ」に相当します。イヌリエータ・ラベルのワインを造る全ての段階で選別し、それに満たないものがセカンドラベルであるナバエルスになります(全てがナバエルスになるわけではなく、地元の農協へ一部バルクで売っています)。他の生産者のクリアンサと比較しても、非常に優れているこちらのワイン、現在はなんと日本向けだけに生産しているとのこと。 ―以下リアルワインガイド35号より抜粋― ナバラ地方の優良生産者で知られるイヌリエータのフラッグシップである、アルトス(標高が高い場所)のセカンドワイン。セパージュはCS50%、ML50%。全体として普通の味から逸脱するものではないが、価格以上に重みのあるボディと香ばしい樽のニュアンス、単調だが清潔感のある果実味、現代的で誰からも好かれる分かりやすい組み合わせ、が程よくミックスされた安心の美味しさ、が千円を切るのだから凄いという他ない。(今飲んで88 ポテンシャル88+)※掲載ヴィンテージは2007年 750ml よりどり2本で2090円対象 |
■ 生産地:スペイン、ナバーラ地方
■ 味のタイプ :赤・ミディアムボディ
■ アルコール度: 14,5%
■ ブドウ品種 : カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー
■ 平均樹齢 :年
■ 平均年間生産量 : 本
リアルワインガイド「旨安大賞」! ボデガ・イヌリエータ クアトロシエントス クリアンサ[2014] 「クアトロシエントス」とは「400」の意味で、使われている葡萄が海抜400mの畑から収穫されたことを意味します。カベルネとメルロは非常にパワフルで、シラーはフレッシュさを保ちます。樽熟成は14ヶ月で、60%フレンチオーク、40%アメリカンオークを使用。赤いベリー系の果実とスパイスのニュアンスがバランスよく混ざり合ったエレガントな香り。フレッシュで肉付きもよく、熟したタンニンからくる優しい甘さがあり、いつまでも飲み続けたくなるようなベルヴェットを思わせる口当たりと長い余韻が特徴です。 750ml よりどり2本で3132円対象 |
■ 生産地:スペイン、ナバーラ地方
■ 味のタイプ :赤・フルボディ
■ アルコール度: 14,5%
■ ブドウ品種 : カベルネ・ソーヴィニヨン40%、メルロ20%、グラシアーノ20%、シラー10%、ガルナッチャ10%
■ 平均樹齢 :年
■ 平均年間生産量 : 本
ボデガ・イヌリエータ スール[2011] 牛追い祭りで有名なナバラ州の州都パンプローナから南へ約55kmファルセスの郊外にあるボデガが、ガルナッチャ主体に6ヶ月アメリカン・オーク樽で熟成した赤。スミレやチェリーの混ざりあったブドウ由来の香りに、樽由来のバニラとココアの香りがほんのり感じられます。ちなみに「スール」とは南の意味で、ナバーラの南部のブドウのみを使用していることに由来しています。 ―以下リアルワインガイド44号より抜粋― これは本当に素晴らしいワイン。もちろん冒頭の写真を見てもらえば分るように、今回の旨安のトップ3の1本。で、実は表紙に載るワインをこれかピノ・ノワールにするか散々迷っては決まらず、もう一度別のショップで買いなおしてなんと決勝戦までやったのだ。そしてタッチの差でピノとなった。ともかく味つきクッキリの一発で美味しいと思えるワイン。液体濃度は中庸で、決して濃くない適度な濃度が心地良い。旨安を代表するようなワインで、全てのバランスが良く、誰もが美味しいと感じるもの。これが千円ちょっと!(今飲んで88 ポテンシャル89)※掲載ヴィンテージは2009年 750ml |
■ 生産地:スペイン、ナバーラ地方
■ 味のタイプ :赤・ミディアムボディ
■ アルコール度: 13%
■ ブドウ品種 : ガルナッチャ60%、グラシアーノ40%
■ 平均樹齢 :30年
■ 平均年間生産量 : 本