ハンター・レイン
2013年、ダグラスレイン社を支えてきた二人の兄弟は、それぞれの後継者のために会社を分け、兄のスチュワート・レイン氏は新しくハンターレイン社を立ち上げました。それまでダグラスレイン社のメインシリーズであった「オールド・モルト・カスク」や長期熟成のシリーズ「オールド&レア・プラチナム」はスチュワート氏が引き継ぎ、変わらぬ品質の高いリリースで日本のウイスキーラバーを魅了しています。レイン家三代目にあたる、スコット氏やアンドリュー・レイン氏も父を支え、これまでシングルモルト業界で培った経験をもって、父を支えています。アンドリュー氏は自身のオリジナルブランド「ファースト・エディションズ」のリリースも続けています。3人はアイラ島のアードナッホーにおいて新しく蒸留所を建設しようとしており、2016年末にようやくその建設許可がおりました。蒸留所責任者には、伝説的な名物ディスティラー、ジム・マッキュワン氏も加わり、業界を賑わせています。今後の動向から目が離せない、いま一番注目のボトラーかもしれません。
アイラ・ジャーニー(並行・旧ボトル) 「旅するウイスキー」ジャーニー・シリーズの一つで、アイラ島の蒸留所の原酒のみで造られたブレンデッド・モルト。原酒構成は「アードベッグ」「ラガヴーリン」「ラフロイグ」「ブナハーブン」「カリラ」で、7年前後の熟成。香りはスモーク、灰、タールを思わせ、口に含むとピート、海水、海藻の風味が現れます。
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