さっぽろ藤野ワイナリー


さっぽろ藤野ワイナリーでは姉妹でオーナーを務めていますが、そもそもはワインが大好きだった亡き弟が「できるだけ農薬を使わずにぶどうを栽培して体に良いワインをつくってみたい」と言い出したのが始まりでした。 父の趣味だった山での畑仕事を幼いころから手伝い、野菜や草花を育ててきた経験をもとに3人で協力してブドウ栽培に挑み4年越しでワイン作りやワインアドバイザーの勉強もしました。想像以上に多くの試練を乗り越え夢半ばで逝った弟の遺志を継いで生み出すことが出来たワインには「さっぽろ藤野ワイナリー」が積み重ねてきたあふれる想いと時間が詰まっています。
2000年春から土地や気候に合う品種、栽培方法などに試行錯誤を繰り返しながら、およそ10年がかりでぶどう畑を広げ多品種のぶどうを栽培しています。
また、ワインに使うぶどうは北海道の契約農家で大切に育てられたぶどうのみを使用してます。
さっぽろ藤野ワイナリーでは、丁寧な選果実と亜硫酸塩(酸化防止剤)を最小限に抑え、無濾過であることと天然酵母で醸造するワイン作りをしています。
より自然に寄り添うワイン作りを目指しています。

以上生産者資料より抜粋


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シードル ブラムリー[2017]

―以下生産者資料より抜粋―
余市町登地区「三氣の辺」(みきのほとり)産のりんご100%のシードルです。メインのりんごは「ブラムリー」。英国で1808年から造られている伝統的なクッキングアップルです。デザートや料理はもちろんですが、シードルとしても良く使われている爽やかな酸味が特徴の青りんごです。
さっぽろ藤野ワイナリーではりんごの搾汁機を持たないためりんごのプレスは委託しておりますが、搾汁工程を僕らの求めるりんご果汁に出来るだけ近づけられるようにブラッシュアップしていただきました。さらに一部を先行して藤野でも搾汁し発酵環境を整えていきました。2016年は醗酵が緩やかで長い期間掛かりましたが、2017年は醗酵も順調に進行していきました。醗酵中に発生する自然の炭酸ガスを閉じ込めたシードルです。泡は弱めとなっています。
ワインの移動は瓶詰めまで、すべて重力を用いてチューブで行い、極力ショックを与えないように心がけました。亜硫酸も最初から最後まで一切加えず、無添加です。できたてのワインのフレッシュでピュアな味わいが生き生きと感じられるかと思います。
開けたてはやや還元的な香りもありますが、徐々にブラムリー特有の青リンゴのはつらつとした蜜の香りを感じることができます。口あたりは柔らかですが、芯のあるフレッシュな酸味を中心に、輪郭のあるくっきりとした果実の味わいが感じられ、りんごの蜜やにごりからくる厚みやまろやかさ、旨味がじわじわと広がります。のど越しもよく、口に含むとするりと喉の奥へと進み、心地の良い酸味が余韻を感じさせてくれます。
よーく冷やして、わいわいゴクゴク飲むのもありですし、お家で家庭料理に合わせるのもよいです。ワイングラスもいいですが、陶器のコップも合います。とにかく気兼ねなく楽しくお酒を飲む、そんな場面、そんなときの一本になってくれるといいなと思います。

750ml   税込1728円

生産地:北海道、札幌市(余市町)
味のタイプ :シードル・辛口
アルコール度:6%
ブドウ品種 :ブラムリー主体
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :本 



NAKAI ナチュラルスパークリング[2016]

―以下生産者資料より抜粋―
余市町登地区「中井農園」産のミュラートゥルガウ種、ケルナー種を使用しました。収穫されたミュラートゥルガウからスパークリング用に酸がしっかりと残っているものを選別し、選果後、全房のまま優しくプレスしました。その後収穫されたケルナーも、同様に全房のまま優しくプレスしました。重力を用いてワインを移動しブレンド、瓶詰め。発酵中の炭酸ガスを閉じ込めた優しい泡のスパークリングワインとなっております。微発泡の柔らかな泡は口あたりが心地よくフレッシュな印象も付与しています。また、ミュラートゥルガウの和柑橘系の果実味と素朴な味わいの中にケルナーの蜜のニュアンスやほろ苦さが感じられ、余韻には柔らかな酸が印象的です。2017年は萌芽から初期の生育期はやや不安的な天候でしたが、開花期には気温も高くなり天候に恵まれ、順調に結実しました。その後は雨や低温の印象もありましたが、熟期には夜温がしっかり下がり、酸を保持したままじっくり糖度が上がって行きました。そのため例年より少し収穫を遅らせてもらいながら、酸もありなおかつ熟したブドウを収穫していただきました。2017年は例年より早く霜が降りましたがミュラートゥルガウ、ケルナーの収穫には影響はありませんでした。酸化防止剤の添加は仕込みから瓶詰めまで一切なく、優しくピュアな味わいとなりました。またデゴルジュマン(オリ抜き)もしていないため、にごりのあるスパークリングワインとなっております。中井農園さんの畑は空がとても広く感じられ、海が見渡せる畑は、ぶどうにとって、人にとって素晴らしい環境なのだなと、訪れるたびにいつも感じるのです。このワインからそんな情景を感じてもらうことが出来ればと思います。

750ml   税込2700円

生産地:北海道、札幌市(余市町)
味のタイプ :微発泡白・辛口
アルコール度:10%
ブドウ品種 :ミュラートゥルガウ91%、ケルナー9%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :1171本 



アッシジのフランシスコ セイベル13053 [2016]

―以下生産者資料より抜粋―
北海道厚沢部町鶉(うずら)の進藤貞一さんが栽培したセイベル13053種をひと房ずつ選果した後、一粒ずつ手作業で除梗し(少量全房含む)、粒が破砕されない状態のままステンレスタンクに入れ、醸し醗酵へ。あるタンクには房ごと密閉タンクに入れ全房のまま醸し醗酵へ。醗酵期間中は、ルモンタージュ(下部からワインを抜き果帽に戻す作業)を、発酵の状態を見ながらおこない、およそ4週間後に圧搾。その後樽内発酵、樽内熟成約11カ月。瓶詰前に30ppmSO2を添加し、ポンプを使わず、重力を用いて瓶詰め。
ヘーゼルナッツやスミレのような香り高さを持ちながら、腐葉土のような温かみのある香り、柔らかくなめらかな口あたり、黒い小果実のジャムのような果実味と生き生きとした酸味、旨みが心地よい余韻をもたらします。抜栓直後は酸が印象的に感じますが、徐々に果実味も出てきて、それぞれの味わいも馴染んでいきます。抜栓後、日が経つにつれ味わいも風味も変化し、組み合わせる料理で印象も大きく変わるワインです。
2016年、北海道はワイン用ブドウにとって厳しい年で、熟期の天候不順によって収穫のタイミングも難しく、また厳しい選果をしながらの収穫でした。仕込み時の選果、手徐梗にも人数をかけ、時間もかかりましたが、今回リリースする運びとなり嬉しく思っております。よくご質問があるワイン名の「アッシジのフランシスコ」とは、若かりし頃に畑の中で改宗を決意された進藤さんの洗礼名です。じっくりと時間をかけて召し上がるのは勿論ですが、これからの季節、外でのBBQで気軽にお飲みいただくのも良いかもしれませんね。
ワイン名の「アッシジのフランシスコ」、これは進藤さんの洗礼名です。以前違う農作物をされていた若かりし頃に畑の中で改宗を決意し、そのしばらく後ワイン用ぶどうをつくることとなったそうですが、このことはご自身の天命のように感じたとのことでした。
750ml
   税込2700円

生産地:北海道、札幌市(厚沢部町)
味のタイプ :赤・ミディアムボディ
アルコール度:10,5%
ブドウ品種 :セイベル13053 100%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :2804本 


KOHARU[2017]

―以下生産者資料より抜粋―
ややオレンジの色調を有した透明感のある赤いバラの色合いに、野イチゴやラズベリー、クランベリーのふくらみある華やかな香りに溢れ、その中にハーブや茎といった植物的なニュアンスも感じられます。チャーミングな酸を基調に、口あたりはみずみずしく軽快で、イチゴキャンディーやピンクグレープフルーツのような果実、旨味を含んだコク、植物の硬さ、そしてギュっと果実を詰め込んだような印象が特徴的な辛口のロゼワインとなりました。
創業当初から造られてきた辛口ロゼワインの「 KOHARU 」。生食用のぶどうをベースに仕込まれてきた、香り豊かなロゼワインです。毎年その年のぶどうから最適なブレンドを求めながら造られてきました。
2017年の北海道は春先の不安定さから少しずつ回復していき、開花期も天候が比較的安定しており、結果的にはしっかりと収量がとれたヴィンテージとなりました。10月13日〜16日にかけて収穫された余市町登の長谷川さんのナイヤガラ、キャンベル・アーリー、バッファロー、旅路、ポートランドら5品種を、手除梗し破砕のない状態のまま粒ごとタンクに入れ、低温でマセラシオン・カルボニック。その後10月28日に収穫されたスチューベンとともに圧搾。
混醸となった「KOHARU」のベースワインに、色、香り、味わいとをワイナリースタッフで検討しながら単一仕込みの各品種を適宜ブレンド。最終的にナイヤガラ、キャンベル・アーリーをメインとしたこれまでの「KOHARU」に近いブレンドとなりました。オリ引きから瓶詰めまで、ポンプを使わず重力を用いてチューブで行いました。添加亜硫酸は瓶詰め前に20ppm。
良く冷やして飲んでいただくときりりとしたきれいな酸とメリハリのある味わいがよりおいしく感じます。徐々に温度が上がるにつれ柔らかさが増し、しみじみと飲んでいただいても面白いです。お家でもピクニックでもさまざまなシチュエーションに寄り添ってくれる可愛いロゼワインです。

750ml   税込2160円

生産地:北海道、札幌市(余市町)
味のタイプ :ロゼ・辛口
アルコール度:10,5%
ブドウ品種 :ナイヤガラ、キャンベルアーリー、スチューベン、バッファ ロ ー、旅路、デラウェア、ポートランド
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :1956本 



キャンベル サンスフル [2017]

―以下生産者資料より抜粋―
余市町・七飯町の契約農家さんでこだわりをもって造られたキャンベル・アーリーを一房一房丁寧に選果しながら一粒一粒、手で除梗。低温環境下でセミマセラシオンカルボニックからはじめ、状況を注意深く見守りながら何もしない管理を続け、徐々に野生酵母で醸しながら圧搾。醸し期間の抽出はできるだけ優しく行いました。無清澄、無ろ過で瓶詰。瓶詰めもポンプを使わず重力を用いて行いました。酸化防止剤の添加はありません。酸化防止剤無添加で造るにあたり、フレッシュさを生かすため、また酸化のリスクとの兼ね合いからマロラクティック発酵(MLF)が済んでいないまま無ろ過で瓶詰めしました。それにより微生物的な不安定さがあり、瓶内で自然の炭酸ガスが発生する可能性があります。しかしながら瓶内で微量の炭酸ガスが出ることで、自然と酸化から守られ、いきいきとしたフレッシュな果実味が保たれると考えます。微かな泡もサンスフル(亜硫酸無添加)の味わいととらえていただければと思います。
野イチゴや野ばらの香りに、まるでそのままぶどうを口いっぱいにほうばったかのようなフレッシュな果実味と軽やかで柔らかな酸。口あたりはやわらかく、そこからやさしい出汁のニュアンスがじわじわと広がり、全体として旨味を伴ったまるみを帯びたなめらかさを感じます。余韻には甘酸っぱいいちごの酸味が優しく残ります。


750ml   税込2160円

生産地:北海道、札幌市(余市町)
味のタイプ :赤・ミディアムボディ
アルコール度:9%
ブドウ品種 :キャンベルアーリー100%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :1355本 



ナイヤガラ ナチュラルスパークリング[2017]

―以下生産者資料より抜粋―
ぶどうをそのまま口に入れたかのようなナイヤガラの豊潤な香り。ランの花のような華やかさもありながら落ち着いた印象も。口あたりは柔らかくも、和柑橘を思わせるほろ苦さやきれいな酸が味わいをぼやかすことなくまとまりを生み、優しい泡が心地よい余韻を感じさせてくれます。余市町登地区、契約農場のナイヤガラ種を選果後、全房のまま軽く粒を破砕し1日スキンコンタクトしたのち、やさしく圧搾しました。一晩静置後、澱引きし、野生酵母で醗酵。発酵終了後、重力を用いて軽く澱引きし、補糖、瓶詰め。瓶詰めにもポンプは使わず重力を用いて優しく行いました。デゴルジュマン(オリ抜き)はしておりません。また今回もぶどうが健全であり、ワインに負荷のかからない行程が組めたので、酸化防止剤無添加で仕込むことができました。瓶内の炭酸ガスもワインを守ってくれています。2017年のナイヤガラは「酸」の持ちがよい年となりました。熟期に低温の日も多く、糖度の上昇と酸の減少はとてもゆっくり経過していきました。そのため収穫も例年通りとはせずにブドウの状態を見極めてもらいながらとなり、結果的に例年より1週間から10日程度遅い収穫となりました。スパークリングワインにとって重要な酸をしっかり保ちながら、よく熟したブドウとなりました。酸化防止剤無添加により、醗酵したてのワインのような優しく素朴な印象を感じさせてくれます。

750ml   税込1944円

生産地:北海道、札幌市(余市町)
味のタイプ :泡白・辛口
アルコール度:10%
ブドウ品種 :ナイヤガラ100%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :本 



HASE-DELA ナチュラルスパークリング[2017]

―以下生産者資料より抜粋―
淡いピンクゴールドの色味の中に立ち上る細やかな泡。春の野花を思わせる甘い香りや茶葡萄の香ばしい焦げたニュアンス、和柑橘系の爽やかな酸味とボリューム感のある口あたり、優しい旨味が泡とともに広がります。辛口ですがどこか甘みを感じさせる印象もあります。余市町登地区、長谷川弘樹氏によって丁寧に育てられ収穫されたデラウェアを用いて瓶内二次発酵のスパークリングワインを造りました。デラウェアを二回に分けて収穫していただき、スパークリングに適した「酸」を重視したロットと、糖度をしっかり持つ完熟の果実味溢れるロットのワインを得ることができました。最初に収穫していただいたデラウェアは全房のまま優しく圧搾。一晩静置後、澱引きし、野生酵母で醗酵。2回目に収穫していただいたデラウェアは、全房のまま軽くつぶし、タンクに移し野生酵母で醸し醗酵へ。およそ3週間後圧搾。完熟したブドウから旨みや香りの要素をできるだけ引き出すようにしました。重力を用いて軽く澱引きし、2種類のデラウェアをブレンド、補糖、瓶詰め。瓶詰めにもポンプは使わず重力を用いて行いました。デゴルジュマン(オリ抜き)はしておりません。また今回もぶどうが健全であり、ワインに負荷のかからない行程が組めたので、酸化防止剤無添加で仕込むことができました。瓶内の炭酸ガスもワインを守ってくれています。余市町登地区の長谷川弘樹さんが育てたデラウェア。小ぶりな茶ブドウですが、ワインに変わったときに見せる様子はとても興味深く、2016年は他の品種と混醸しましたが、2017年は単一で仕込んでみたいと思わせるブドウでした。残念ながら長谷川さんのデラウェアの区画は来春改植予定で、今回の長谷川さんのデラウェア、「HASE‐DELA」は最初で最後となりそうです。長谷川さんの畑は登地区では珍しく、森に囲まれた畑で、自然のリズムがそこには感じられます。譲り受けた平棚のブドウ畑が少しずつワイン用ブドウの垣根畑に変わっていく様子は、平棚のブドウを分けていただいていた僕らとしては少々寂しさもありますが、どのようなブドウ畑になっていくのかとても楽しみです。酸化防止剤無添加による、醗酵したてのようなピュアな味わいを楽しんでもらえたらと思います。

750ml   税込2160円

生産地:北海道、札幌市(余市町)
味のタイプ :泡白・辛口
アルコール度:12%
ブドウ品種 :デラウェア100%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :本 



お一人様1本限定!
ツヴァイゲルトレーベ 三氣の辺[2016]


―以下生産者資料より抜粋―
湿った森の木々や土のような落ち着いた香りの中にスミレの華やかさや、ほのかに黒胡椒のスパイシーさも感じられます。優しく柔らかな口あたり、黒いベリー系の果実味としなやかな酸が心地よい余韻をもたらします。北海道余市町登地区、減農薬により果樹園を営む三氣の辺(みきのほとり)のツヴァイゲルトレーベ種をひと房ずつ選別した後、さらにひと粒ずつ選果。その後手作業で除梗し、粒が破砕されない状態のままステンレスタンクに入れ、ゆっくりと野生酵母で醸し醗酵へ。醸し醗酵期間中は、ルモンタージュ(下部からワインを抜き果帽に戻す作業)を、状態を見ながらおこない、およそ4週間後に圧搾。その後500Lの2年目の大樽と100Lの小樽を用いて樽内発酵、樽内熟成約11カ月。樽出しのオリ引きと瓶詰め作業は、ポンプを使わず、重力を用いてワインに負担がかからぬよう優しく行いました。酸化防止剤の添加は瓶詰め前に30ppm。2016年は2015年に続き、決して恵まれた年とは言えませんでしたが、「三氣の辺」の粟飯原さんは、ぶどうの量や質、状態、さらには翌年以降のぶどう樹も見据えた中で、高品質のぶどうを収穫してくださいました。このように、日々努力をなさっている農家さんのぶどうを醸造できることに感謝の思いでいっぱいです。今は、やや樽の印象や様々な微生物由来のニュアンスもありますが、今後もう少々瓶内熟成を経ると、各要素が馴染んでいき、香りもより広がり親しみのある味わいとなっていくのではと思います。

750ml   税込2808円

生産地:北海道、札幌市(余市町)
味のタイプ :赤・ミディアムボディ
アルコール度:12%
ブドウ品種 :ツヴァイゲルトレーベ100%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :841本 



NAKAI ブラン[2016]

―以下生産者資料より抜粋―
余市町登地区「中井農園」産のミュラートゥルガウ種、ケルナーを使用しました。ミュラートゥルガウは手作業で選果後、スパークリング用とスティル用に選別し、今回のスティル用は手除梗した後軽く潰し、タンクに入れ野生酵母で発酵をスタートさせました。およそ2週間の醸し期間の後、圧搾。ケルナーは選果後、そのまま優しく圧搾。一晩静置後、澱引きし、野生酵母で発酵。主にステンレスバレルにて発酵、熟成。ケルナーの状態が落ち着いたところでミュラートゥルガウとブレンド、瓶詰。澱引きや瓶詰はポンプを使わず重力を用いて、優しく移動。瓶詰時に10ppm、SO2添加。
2016年は開花期の天候不順により、ミュラー、ケルナー共に結実がうまくいかず、収量が減少しました。収穫期まで不穏な天候が続いていたのですが、ぶどうの熟期に入ると余市ではおおむね良い天候が続き、中井さんには可能な限り収穫を待っていただき、品質はかなり良いものとなりました。特にケルナーは酸を適度に保ちながらもとてもよく熟していました。これまでナカイ農園さんのミュラー、ケルナーはそれぞれ品種ごとに瓶詰め、リリースしてきたのですが、今年はブレンドされ、「NAKAI BLANC」という一つのワインとなりました。品種ではなく、場所、そして人・・・。これからのさっぽろ藤野ワイナリーの方向性を探していくうえでの一つの試みとなると考えています。
ワインを注ぐと微かに泡がみられ、ややにごりもありくぐもった印象。そのためか香りにもやや還元的で硬めな印象を受けます。しかし少しずつ香りは開いてきて、清涼感のあるハーブやライム、レモンティーのような香り、口当たりは柔らかく、グレープフルーツや和柑橘の果実味が感じられます。最初から最後までしっかりとした酸があり、その酸を軸にワインが構成されています。余韻には柑橘のほろ苦さや旨味が拡がります。通常の白ワインよりは少し高めの10℃〜15℃程が適温かと思われます。最初は冷やしつつ、室温で温度が上がるのに伴い、香りや味わいの広がりや違いを感じると面白いかもしれません。一部、醸し発酵を取り入れているためか、和食との相性もよさそうです。また瓶内熟成させることで、ワインの要素がもっとまとまり、味わい深くなるのではと期待もしています。

750ml   税込2700円

生産地:北海道、札幌市(余市町)
味のタイプ :白・辛口
アルコール度:11,5%
ブドウ品種 :ミュラートゥルガウ、ケルナー
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :984本 



ナイヤガラ[2016]

―以下生産者資料より抜粋―
2016年、北海道は全体としてブドウの収穫量が少なく、特にワイン用ブドウは3割〜5割減となりました。そんな中、余市町登地区の契約農家さん達のナイヤガラは平年並みの収穫量が維持され、また熟期の天候が良かった事もあり、品質も優れた状態で収穫していただくことができました。1〜3日間のスキンコンタクトを経て、やさしくプレス。これまでは行わなかったスキンコンタクトにより、ナイヤガラの豊かなフローラルな香りはもちろんですが、心地よい酸味とほろ苦さそして旨味を上手く、バランス良く出すことを心がけました。2016年はその作業を慎重に見極めながら行い、えぐみや苦みが強く出過ぎることなく造ることができました。低温での醗酵終了後、ステンレスタンクで熟成し、落ち着いたころにポンプを使わず、重力を用いて、澱引き、瓶詰め。瓶詰め前にごく少量亜硫酸添加。亜硫酸添加は瓶詰め前のみ。良く冷やして飲んでいただくと、すっきりとした酸味がより心地よく感じられます。お家でもピクニックでもさまざまなシチュエーションに寄り添う親しみやすいワインとなりました。ぶどうをしぼった時に広がるぶどうの甘い香りをそのままに、さらにランの花のような華やかな香りも感じられます。アプリコットのやさしい果実味にナッツ、メロンの味わいも。そして心地よい酸味が口に広がり、その酸が徐々にワインを引き締めながら余韻まで続きます。そこにほろ苦さと旨味がやさしく加わり、フレッシュな印象もありながら複雑さも感じられる辛口の白ワインです。

750ml   税込1944円

生産地:北海道、札幌市(余市町)
味のタイプ :白・辛口
アルコール度:10,5%
ブドウ品種 :ナイヤガラ100%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :918本 



HASE-ROSE ナチュラルスパークリング[2016]

―以下生産者資料より抜粋―
余市町登地区長谷川弘樹氏の営むHASEGAWA orchardで収穫されたデラウェア、旅路、キャンベルアーリーを用いて瓶内2次発酵のスパークリングワインを造りました。デラウェア、旅路は一部スキンコンタクトを経て、混醸で優しく圧搾。一晩静置後、澱引きし、野生酵母で醗酵。二回に分けて収穫していただき、スパークリングに適した「酸」を重視したロットと、糖度をしっかり持つ完熟の果実味溢れるロットのワインを得ることができました。キャンベルアーリーは選果後、手除梗。低温で粒のまま管理し、野生酵母で醸し醗酵へ。およそ3週間後圧搾、ブレンド。重力を用いて軽く澱引きし、補糖、瓶詰め。瓶詰めにもポンプは使わず重力を用いて行いました。デゴルジュマン(オリ抜き)はしておりません。また今回もぶどうが健全であり、ワインに負荷のかからない工程が組めたので、酸化防止剤無添加で仕込むことができました。瓶内の炭酸ガスもワインを守ってくれています。余市町登地区で新規就農した長谷川弘樹さん。彼の初めて栽培したぶどうを藤野ワイナリーで仕込ませてもらえたのは嬉しい事です。長谷川さんが中井農園で研修中の頃に出会ったのが始まりでした。登地区では珍しく森に囲まれた畑で、自然のリズムがそこには感じられます。たくましく、タフで気取らない気さくな方ですが、ぶどう畑では謙虚な気持ちでおられ、慎重にぶどうを見つめる姿とても印象的でした。長谷川さんの畑で栽培され、収穫された様々なぶどうを一つのワインにする事により、この味わいが長谷川さんのぶどう栽培への想いや、その畑の情景や雰囲気を醸し出すことができればと思います。淡いピンクゴールドの色味に立ち上る真珠のような小さな泡。春の野花を思わせる甘い香りや茶葡萄の香ばしい焦げたニュアンス、和柑橘系の爽やかな酸味と優しい旨味が泡とともに広がります。辛口ですがどこか甘みを感じさせる印象もあります。酸化防止剤無添加による、醗酵したてのようなピュアな味わいを楽しんでもらえたらと思います。

750ml   税込2160円

生産地:北海道、札幌市(余市町)
味のタイプ :泡ロゼ・辛口
アルコール度:11,5%
ブドウ品種 :デラウェア、旅路、キャンベルアーリー
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :本 



ヤマブドウ 三氣の辺 [2015]

―以下生産者資料より抜粋―
余市町登地区、減農薬により果樹園を営む三氣の辺(みきのほとり)のヤマブドウ種を一粒ずつ選果した後、除梗破砕し、ステンレスタンクにて野生酵母で醗酵させました。状態をみながらピジャージュ(櫂入れ)をおこない、約4週間後に圧搾。その後樽内発酵、樽内熟成を11カ月。瓶詰め前に20ppmSO2を添加。瓶詰めはポンプを使わず重力を用いておこないました。北海道の野生種でもあるヤマブドウ。芽吹きはどの品種よりも早く、収穫は一番遅い。耐寒性、耐病性にも優れ、適地適品種であるともいえます。ヤマブドウでどのようなおいしいワインを造れるか。さっぽろ藤野ワイナリーのテーマのひとつです。嗅覚をくすぐるスパイシーさ、針葉樹のような奥行きのある香り。アタックから野性味あふれる酸が口いっぱいに広がりますが、生き生きとしたブラックベリーの果実味や燻製肉のような味わいも感じられます。余韻まで続く酸味は次第に心地良く、ついもう一口飲んで見たい衝動にかられます。アルコール度数はそれほど高くありませんが、この酸味がワインを守り、長期熟成も可能かと思われます。長熟させることで徐々に酸味も丸くなり、大きく化けてくれるかもしれません。瓶内熟成で「ワインを育てる」楽しみもあるアイテムです。

750ml   税込3132円

生産地:北海道、札幌市(余市町)
味のタイプ :赤・ミディアムボディ
アルコール度:10,5%
ブドウ品種 :ヤマブドウ100%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :662本 



NAKAI ケルナー[2015]

―以下生産者資料より抜粋―
余市町登地区「中井農園」産のケルナー種を選果後、全房のままやさしく圧搾しました。プレス時に亜硫酸塩15ppm添加。一晩静置後、澱引きし、野生酵母で発酵。一部500Lの大樽発酵。MLFも野生菌で終了。熟成は大樽やステンレス樽なども用い、香りや味わいのバランスをみながら澱引き、ブレンド、瓶詰め。澱引きや瓶詰めはポンプを使わず重力を用いて、優しく移動。瓶詰め時に15ppm亜硫酸塩添加。2015年は決していい年とは言えず、特に開花期や熟期の天候不順が難しい年とさせました。特に白品種の中でも遅摘みできるケルナーは秋の低気圧の影響をもろに受けたのですが、その中でも中井さんは品質を優先させるために収量を制限しながらそれを確保しつつ、そしてよく熟し、健全なぶどうを収穫してくれました。さらには北海道らしいのびやかな酸も備わっており、厳しい年にでも質と量を両立したぶどうを造ることができる中井農園を尊敬してやみませんし、一緒にワイン造りができることはワイナリーとしてうれしい限りです。最初の香りは清涼感のあるミントやレモンティー、温度が上がると奥にはカラメルやカリン、はち蜜、ブランデーのようなリッチなアルコール感も感じます。口あたりは優しくも、きれいな酸が印象的で全体を引き締めてくれています。グレープフルーツの皮のようなほろ苦さと澱付けされた旨味が余韻に広がります。通常の白ワインよりは少し高めの10℃〜15℃程が適温かと思われます。最初は冷やしつつ、室温で温度が上がるのに伴い、香りの広がりや違いを感じると面白いかもしれません。

750ml   税込2592円

生産地:北海道、札幌市(余市町)
味のタイプ :白・辛口
アルコール度:11,5%
ブドウ品種 :ケルナー100%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :1310本 



NAKAI ミュラー・トゥルガウ[2015]

―以下生産者資料より抜粋―
余市町登地区「中井農園」産のミュラートゥルガウ種を使用しました。10月2日に収穫されたミュラートゥルガウを全房のまま優しくプレスしました。プレス時に15ppm程、酸化防止剤を添加しています。造りでは、口あたりの心地良さや柔らかさを意識しました。ワインにショックを与えないように、移動はできるだけ重力を用いて優しく移動させ、貯酒も酸化防止剤にを極力控えているため、酸化の影響が出ないよう慎重に管理を続けました。瓶詰めをワインの状態に合わせて、夏場まで待ってあげたことで、まとまりがしっかり出て、ワインも安定しました。瓶詰め時には15ppm亜硫酸を添加。味わいは和柑橘系の夏みかんや、スッキリとした青リンゴのような口あたり、乳酸系のバターやヨーグルトのニュアンスもあります。素朴で優しい味わいは、和食や家庭料理にもよく合うかと思います。2013年、2014年ともに、瓶内熟成を経て、ぐっとうまみが増したことから、これからがとても楽しみなワインです。

750ml   税込2052円

生産地:北海道、札幌市(余市町)
味のタイプ :白・辛口
アルコール度:11%
ブドウ品種 :ミュラートゥルガウ100%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :647本 



バッカス[2015]


―以下生産者資料より抜粋―
三笠市達布地区「信田道男農場」、「LOHAS CLUB」産のバッカスを使用しました。バッカス種は熟期が早い品種で、華やかさを重視して早取りすることもある品種ですが、達布地区の2軒の農家さんには熟期を見極めてもらい、しっかりとぶどうが熟した状態で収穫してもらいました。適熟したぶどうから、なによりその「ぶどうらしさ」や「畑らしさ」が表れるのではと考えています。房ごとに優しくプレスし、微量ですが20ppm亜硫酸添加し、果実味や香りを捕まえること、微生物をコントロールすることを意識しました。ステンレスタンクやステンレス樽、木樽を用いながら、それぞれの味わいの変遷を感じながら、バランスを感じながら、ワインを管理し、ブレンド、瓶詰めをしました。瓶詰め時に20ppm亜硫酸を添加。ハーブ、洋梨の香り、硬質な果実感がありながらオイリーさも感じられ、余韻には酸とほろ苦さが感じられます。口あたりのよさから、するりとからだに入り込むようなワインです。
750ml
   税込2376円

生産地:北海道、札幌市(三笠市)
味のタイプ :白・辛口
アルコール度:12%
ブドウ品種 :バッカス100%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :860本