ドメーヌ・パラン
偉大なブルゴーニュワインの造り手と知られるパラン家は17世紀半ばにヴォルネイにぶどう栽培の第一歩を築き、1803年、その居を移したポマールで現在のドメーヌ・パランの基礎となるワイナリーを設立しました。
伝統的技法と最新の技術の融合、そして忘れてはならないのは完璧なワインを求める彼らの厳格なワインに対する精神です。また、ドメーヌ・パランは旺盛に海外進出を計りました。エティエンヌ・パランの第3代アメリカ合衆国大統領、トーマス・ジェファーソンとの親交をきっかけとしてドメーヌ
・パランがホワイトハウスへのワインの納入業者となったのは有名な話です。フランスのみならず世界中を魅了し続ける彼らの造るワインは、力強いスタイルで色合いも深く、しっかりとしたボディとアルコール度数が高いことがこのドメーヌの特徴です。ポマールを中心として約25haの畑を所有し、17世紀半ばから今日に至るまで脈々と引き継がれてきた完璧なワインを求める精神は今も13代目当主、アンヌ・パランに引き継がれています。
以上輸入元資料より抜粋
ドメーヌ・パラン ブルゴーニュ・シャルドネ[2010] ポマール村の銘醸家パランが造るブルゴーニュA.C.の白ワイン。柑橘類のフルーティーな香りや、黄桃のようなふくよかな果実の香りも感じられます。酸味は穏やかで、優しくきれいな味わい。 750ml |
■生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■味のタイプ : 白・辛口
■ アルコール度: 12,8%
■ブドウ品種 : シャルドネ100%
■平均樹齢 :30年
■平均年間生産量 :15000本
ドメーヌ・パラン ブルゴーニュ・ピノノワール[2004] ポマール村の銘醸家パランが造るブルゴーニュA.C.。フルーティーで色も濃く、ピノ・ノワールの良さが限りなく引き出されています。オーク樽熟成6〜8ヶ月、加えて瓶熟成12〜24ヶ月と長期間の熟成でタンニンも滑らかで余韻も充分に長いワインです。 750ml |
■生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■味のタイプ : ミディアムボディー
■アルコール度: 12,5%
■ブドウ品種 : ピノノワール100%
■平均樹齢 :
■平均年間生産量 :
ドメーヌ・パラン ポマール[2001] ポマール村の偉大な醸造家ドメーヌ・パラン。力強さと繊細さのバランスを大切に造られたこのワインは、チェリーやカシスを想わせる果実味と複雑な味わいを持っています。 750ml |
■生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■味のタイプ : 赤・フルボディ
■ アルコール度: 13%
■ブドウ品種 : ピノノワール100%
■平均樹齢 :年
■平均年間生産量 :本
フランソワ・パラン
パラン家は1600年代初頭まで遡ることが出来る由緒ある家柄だが、語り継がれるエピソードとして最も有名なのは、独立宣言の起草者で第3代のアメリカ大統領として知られるトーマス・ジェファーソンが、まだフランス大使だったときにブルゴーニュ地方に立ち寄り、同家のワインを気に入りかなりの量をアメリカに運ばせた、というもの。加えて注文等々を記録した文書も現在に至るまでしっかり保存されている。そのドメーヌの12代目として生まれたのがフランソワ。長年父、ジャックとともに運営していたドメーヌ・パランは、ポマールで最も有名なもののひとつだったが、現在ではフランソワの姉妹、カトリーヌとアンヌが継ぎ、フランソワは自身のドメーヌ、フランソワ・パランを妻のアンヌ=フランソワーズ・グロとともに設立した。
ドメーヌものはポマールを中心に数銘柄だけだが、フランソワが力を注いでいるのが“セレクシヨン”と銘打ったワインで、パラン本家や、その他からフェルマージュ、メテヤージュ等で畑を借り、元詰めものと全く同様なしつけがおこなわれている。銘柄としてはポマールのプルミエ・クリュ、レ・リュジアン、クロ・ド・ヴェルジェを始め、シャンボル=ミュジニー、ヴォーヌ=ロマネ、さらには南のムルソー、サン=ロマン、ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ボーヌ等がある。またピノ・ノワール種100パーセントからつくられる、口当たりのよいクレマン・ド・ブルゴーニュのロゼという、変り種のリリースもはじめた。
低温浸漬、ピジャージュ、ルモンタージュ等で、ぶどうの色素、要素をしっかり抽出しながらも決して濃厚すぎるようなタイプとはちがい、全体のバランスがとれたワインは若いうちからでも愉しめる飲み口のよいものに仕上がっている。本家のドメーヌ・パランのものとは異なる主張が覗える、なかなかにインパクトのあるデザインの、黒トリュフがあしらわれたラベルともども、伝統あるドメーヌの今後の歩みに注目したい。
以上輸入元資料より抜粋
フランソワ・パラン ポマール1er レ・ゼプノ[2002] ―以下リアルワインガイド9号より抜粋― リュジアンに並びこのエプノの畑は裏グラン・クリュ。そしてパランはこの畑から長熟型の素晴らしい古典派ワインを醸した。とても強い味わいで、やや甘く渋い。適度な酸と背後に控える緻密なタンニンとで若い間はなかなか手の内を見せてくれない典型タイプ。それでも今おいしく感じるのはポテンシャルが左脳に訴えかけてくるから。そしてなによりプラムの風味がいい。チェリー、土、皮革、スパイスの香りも古典派系。(今飲んで90 ポテンシャル92+) 750ml |
■生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■味のタイプ : 赤・フルボディ
■ アルコール度: 13%
■ブドウ品種 : ピノノワール100%
■平均樹齢 :年
■平均年間生産量 :本