「大七」 ㈱大七酒造(福島県)
[歴史] 徳川の代、1643年に白河から移封された丹羽光重が初代二本松藩主となり、現在の二本松市の原形をつくりあげました。「大七」は1752年、初代太田七右衛門によって二本松城下に創業し、その後250余年の伝統を守り続けています。1910年に速醸モトが発明されて急速に広まり、全国のほとんどの蔵元が生もとから転換していきました。 しかし8代目七右衛門は自分の理想とする酒の実現のために生モト造りを続け、長年の努力の末、最近はその味わい深さが見直されています。2004年9月には創業250年を記念して、赤煉瓦造りの瀟洒な新酒蔵に生まれ変わりました。 |
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日本名門酒会限定 大七 純米生酛 寒おろし 生酛づくりに長ける蔵元が、立冬までじっくり熟成させ生詰で出荷する「寒おろし」。丁寧な手仕事によって紡ぎ出された生酛づくりの純米酒は、熟成を経ることで深みとまるみを帯びた緻密な味わいに。生酛らしい穏やかな深みが増し熟成による旨味と調和した味わいは、出汁のきいた軍鶏鍋や、白菜とベーコンのクリーム煮など、コクのあるお料理と好相性です。冷やでよしぬる燗でよし、寒い季節の味覚を引き立ててくれます。
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日本名門酒会限定 大七 純米生もと ひやおろし 生酛造りの雄による、毎秋好評の「生もと純米ひやおろし」。透明感のあるテクスチャー、絶妙なバランスで調和した上品な旨味と洗練された穏やかな香り、しっとりと深みのある余韻は、「大七」の「純米生もと」ならではの魅力。秋の深まりとともにぐっと旨味を増していく美味しさを、旬の味覚と共にお楽しみ下さい。
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日本酒サービス研究会選定 「冷やして飲みたいお酒ベスト1」 大七 箕輪門 生もと純米大吟醸 山田錦を超扁平精米技術で精一杯磨き上げた、日本初「生もと造りの純米大吟醸酒」。超扁平精米に取り組みはじめて3年目にして完成した、この米の蒸し上がりの白さは、まさにもう一皮剥けたようだと杜氏が感動したほどです。従来の大吟醸米にも残っていた雑味成分が一掃されて、かつてない洗練度、なめらかで絹のような舌触りと緻密な酸味、解き放たれたような芳しく上品な香りを実現!
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大七 雪しぼり 生原酒 通常は1年以上熟成させてから出荷する「大七」のお酒の中で唯一の新酒となる生もと本醸造生原酒。新酒ながら練り上げられた密度の濃さに、生もとならではの風格も感じられ、酸味のあるフレッシュな旨味が口中に広がり、米アルコールを使用したことによるフルボディの深いコク。脂ののった新鮮な魚介の刺身(ブリ、ハマチなど)とは相性抜群!新聞紙等に包んで光を遮断し、冷蔵庫で数ヶ月間冷蔵貯蔵すると、より豊醇さや甘やかさが増してきます。 ※要冷蔵商品です
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日本名門酒会限定 大七 完熟生酛生原酒 なめらかで繊細な質感が印象的な生もと造りの本醸造生原酒。やわらかく優美な甘味と旨味が広がります。 ※要冷蔵商品です
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大七 純米生酛生原酒 毎年、夏生試飲会「夏生選酒権」で人気上位にランクインする実力派「生もと純米生原酒」。きめ細かくクリーミーな味わいとバナナ様の上品な香り。お米のふくよかな旨味があり、純米生もとならではの力強い酸味が豊かな味わいの骨格をしっかりと支えています。爽やかな後味でキレも良く、大七らしいしっかりとした旨味がありながら夏向きで軽やか。完成度の高い生原酒です。 ※要冷蔵商品です
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「dancyu」選定「日本一美味しいお燗酒」! 大七 生酛純米 全生産量の9割が「生モト造り」という大七の代表名酒。原料米「五百万石」のしっとりとした旨味がのり、1年間の熟成により豊かなコクと旨味・酸味が完全に解け合い、後味のキレも良し。燗をつけることにより更に全ての要素が花開きふくよかになり、正に染み入るような美味さに昇華。「生もと造りの決定版」にして「永遠の定番」です。
1800ml |
大七 皆伝 生酛純米吟醸 この蔵の吟醸酒は超偏平精米で雑味を徹底的に取り除き、基本はあくまでも“吟醸酒”に置きながら、“生もと純米酒”らしい豊饒感、熟成感もあって、冷酒もお燗もと、飲み方の許容度も幅広く持っています。料理との相性も、繊細な前菜からヘビーなメイン・ディッシュまで、1本でまかなえるようなオールマイティーさで、蔵元曰く「もしも無人島に1本だけ日本酒を持っていくことが許されるとしたら「皆伝」は有力な候補である」と言うほど完成度高し!
1800ml 税込5500円 |
大七 純米吟醸 常温熟成 瓶貯蔵で低温管理することが一般とされる吟醸酒ですが、この商品はあえて常温タンク貯蔵。それでも大七の“生もと造り”のお酒はダレることなく、包み込むような大らかな熟成を見せてくれます。“生もと”一筋の大七ならではの限定酒です。
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大七 木桶仕込み生酛純米酒 楽天命 大七が半世紀ぶりに復活させた木桶仕込みの生酛純米酒。原点に回帰した“造る歓び”を込めて、天命を楽しむ「楽天命」と名付けました。木桶仕込みは、微生物が木を介して呼吸をしたり、木肌に棲みついたりすることから、木桶特有のなめらかで澄みきった豊麗な酒質が生まれます。その木桶を使用し、自社耕作田「無天田」で蔵人達が愛情込めて有機栽培した「五百万石」100%で仕込んだ渾身の純米酒。吟醸もどきの純米ではなく、純米らしい奥深い旨味がしっかり堪能できます。 ※2007醸造年度産は720mlで744本のみの瓶詰め
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大七 雪しぼり にごり酒 本醸造生貯蔵 正統的な生もと造りならではの優れた発酵力を生かし、瓶内2次発酵させた本醸造生貯蔵の微発泡性うすにごり。果実のような上質な甘味、ピリッとした炭酸ガスが爽やかな酒質は、旬の野菜の天ぷら、シシャモやワカサギのフライ等の料理だけでなくフルーツ等とも好相性で、食前酒にもピッタリです。
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蔵元の隠し酒 大七 不倒翁 生酛純米古酒 「不倒翁」は、起上がり小法師の異称です。倒しても倒しても、また起き上がる生命力を、上質な野性味たっぷりのこの特別なお酒に重ねました。他のいっさいの酒の影を薄くしてしまうほど個性的なこのお酒は、たったひとタンクのみの限定品。実は、平成20年産の大七が誇る純米生酛造りの特異な古酒を、大切に見守り熟成させてきた逸品です。長い歳月を経て豊熟した黄金色の雫には、旨みがぎっしりと詰まっています。お燗で頂くと、体中に滋味が染み渡り、体の芯に暖かい火が燃えるようです。
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大七 生酛純米 CLASSIC 純米生モトファンならこの一本。蔵元自ら「大七の生もと造りのひとつの到達点」と語る、より濃醇に奥深く造られた「マニア向け」美酒。古き良き伝統に敬意を表し、味わい深い酒、濃醇で力強く、それでいて洗練された清々しい後味の酒を追求し、通常の倍の2年~2年半の熟成期間を経て完成した酒は、そのままでも充分美味しいですがお燗の美味しさは絶品!
1800ml |
220本限定! 大七 古皆伝 改装前の酒蔵で造られた最後の生モト純米吟醸「皆伝」の5年もの。永年蔵に棲み付いていた微生物が生み出した味わいの、見事な円熟具合が楽しめます。蔵元の隠し酒の為、派手な化粧箱もバーコードも無い超限定酒。二度と再び出会うことの出来ない一期一会の名酒です。
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