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シャトー・デ・ゼサール・ブラン[2014]

南西地方ベルジュラックで造られるボルドーブレンドの白。真夜中に機械で収穫、24〜48時間スキンコンタクトを行ない15度の低温で圧搾。さらにこの果汁を醗酵させずに3週間保存しておくことでフルーティさを引き出しています(大事なのは果実の温度を保つこと)。酵母は25年間同じものを使っていて、温度管理をしながら発酵させ、ステンレスタンクで澱と攪拌しながら3ヶ月間熟成します。出来上がったワインは、フルーティで熟した洋ナシや白桃のようなはっきりとした甘い香りと、余韻にはローズマリーのようなハーブの香り。熟したリンゴやバナナのようにフレッシュな味わいです。
―以下リアルワインガイド52号より抜粋―
値上がりの一途を辿る輸入ワインにおいて、未だにこの価格帯で、この味わいを提供出来ていることにまずは驚きです。軽めの酒質ではあるものの、ソーヴィニョン・ブランとセミヨンの葡萄の個性がしっかり出ていて、それでいてバランスが実に良いです。ややビターなアフターも心地よく、食事にも合わせやすそうなワインです。フランス南西部のワインですが、マイナーな地方にはまだまだ優良な旨安ワインが眠っているのでしょう!なお、赤は今号の表紙ワインという素晴らしい生産者の登場です。(今飲んで88 ポテンシャル88+)※掲載ヴィンテージは2012年
750ml   税込1350円

生産地:フランス、南西地方
味のタイプ :白・辛口
アルコール度:13,5%
ブドウ品種 :ソーヴィニョン・ブラン80%、セミヨン20%
平均樹齢 :
平均年間生産量 :



「ギィ・ド・アシェット2006」★★★!
シャトー・デ・ゼサール キュベ・プレステージ


南西地方ベルジュラックで造られるボルドーブレンドの赤。一般的にこの地区の赤は軽いというイメージがありますが、こちらの畑は大きな石がゴロゴロ転がっておりシャトーヌフのような保温効果がある上、猛暑の2003年。更に厳しい収量制限をしている為、出来上がったワインのアルコール度数はなんと15%!メルロー主体で樽の風味と果実味のバランスが取れていて、リッチでありながらエレガント味わいです。
―以下リアルワインガイド19号より抜粋―
近年最も注目を浴びていない産地、気の毒なベルジュラック。この地でわざわざ1984年からワイン造りを始めたのがシャトー・デ・ゼサール。焼けるように暑かった03年の恩恵か、果実の凝縮度が高く、アルコールは15度までに高められました。樽もうまく調和して、しっかり重厚に力強く仕上がっています。フィニッシュのタンニンのキメが細かく、心地よく感じられます。下手なサンテミリオンより見事な千円台パワフル・メルロです。(今飲んで
88 ポテンシャル89+)
750ml   税込1980円

生産地:フランス、南西地方
味のタイプ :赤・フルボディ
アルコール度:15%
ブドウ品種 :メルロー75%、カベルネソーヴィニョン15%、カベルネフラン10%
平均樹齢 :
平均年間生産量 :