ピエール・ゴーティエ


フランス北部、ロワール地方に位置するブルグイユ。このエリアは7つの村にまたがり生産面積は1200haに及びます。ドメーヌ ベレールの当主であるピエール ゴーティエは、このブルグイユの地で15haほどの畑を所有していますが、その多くは10a以下の小さな区画で、それらは20ヶ所にわたって点在するように位置しています。ひとつひとつの区画での作業に手がかかることもあって、1年のほとんどの時間を畑作業に費やし、丁寧にブドウを育てるブルグイユ最上の造り手の一人です。

カベルネ フラン種が主要な品種となるブルグイユにおいては、畑作業の質がワインの品質にダイレクトに反映されます。「ピーマンのような…」「青臭さのある…」と言ったように評されることの多いカベルネ フランですが、その実は、未成熟な果実を収穫したり果梗からのタンニン分の抽出が強すぎたりといった事が多くの場合に原因となっています。カベルネ フランの骨格の強さという魅力をいかしつつもスムーズな飲み心地を備えたワインを生み出すためには、成熟したブドウと適切な選果、さらにはブドウの特性を熟知した醸造が必要となります。ピエール ゴーティエは、ひとつひとつの作業を丁寧に重ねることで、ブルグイユ本来の魅力である深みある味わいとしなやかな飲み心地の両立を果たした魅力あるワインを生み出しています。

「ロワールのカベルネ フランの生産者の多くは畑仕事が不十分で、生産量を十分に落とさないため水っぽいワインになってしまう。そして、その未成熟なブドウの欠点を補い、見た目の色を強調するために過度なマセラシオンをし、その結果としてエグミの強いタンニンが引き出され青臭いワインになってしまうのだ。」

ワインのスタイルとしては、伝統的で実直な印象を受けるピエール ゴーティエのワインですが、あくまでこの土地、その畑でしか生まれない本来の意味での伝統を大切にし、その純粋さの表現のためにブドウ栽培においては化学肥料や除草剤を用いず、ブドウの果皮に生きる自然酵母の働きによって発酵させ、酸化防止剤となる亜硫酸の使用を控えたスタイルでワイン造りを行っています。日々畑に出ることで、ブドウたちの生態をしっかりと観察し、丁寧に畑を耕し、柔らかくなった石灰質の土壌とその30cmほど下部にある岩盤がおりなすテロワールの魅力を一本一本のワインに詰めるように心がけています。彼のワインは石灰質土壌に由来するミネラル感と爽やかなフルーツ香、ナチュラルな赤い果実の酸味があり、さらにはよく熟した果実味が全体の構成を支えています。タンニンは非常に柔らかく、カベルネ フランの典型的なイメージとして語られる青臭さはの見られない、素朴な味わいのワインを造り続けています。

以上輸入元資料より抜粋


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ブルグイユ ジュール・ド・ソワフ[2015]

「喉が乾いた日」と名付けられたこのキュヴェは、ゴクゴクと軽快に飲み進めれるような赤ワインというのがコンセプトで、カベルネ・フランを用いながらもソフトに抽出し、タンニンが穏やかなスムーズな飲み心地の赤ワインに仕上げました。また、このワインに関しては引っ掛かりのない飲み心地を得るために瓶詰め時の亜硫酸の添加も行っておりません。生産者は少し冷やし気味の温度で、BBQなど素材をいかしたシンプルな食事にぜひあわせて気軽に飲んでもらいたいと言っています。
750ml
   税込1998円

生産地:フランス、ロワール地方
味のタイプ :赤・ミディアムボディ
アルコール度:13%
ブドウ品種 :カベルネ・フラン100%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 : 本