バロラン&エフ


相続する畑を持たなかったジル・バロランは、学生の時に抱いた「自分のワインを造る」という夢の実現に向けて苦学と修行を重ね、2005年、ついに自分のドメーヌをブロションに興した時には37歳になっていました。
 その強い意志と、修行先のフィリップ・シャルロパンやジャック・プリウールにみっちりとたたき込まれた栽培・醸造技術によって、ファーストヴィンテージからフランスのワインメディアで高い評価を受けました。
 また彼は、ビオディナミ実践団体「ビオ・リュネール」に所属し、会長のピエール・マッソンや、メンバーのコント・ラフォン、ディディエ・モンショヴェらに直接指導を受けながら創業直後よりビオディナミによる栽培を実践しています。
 「料理とのマリアージュはもちろん大事ですが、僕は、ワインだけでも美味しく楽しめるワインを造りたい」という彼のワインは、透明感のあるピュアな果実味と、体にじんわり染み込んでくるような心地よいエキス分が特長です。 
 2007年8月、モレ・サン・ドニの十分な広さのカーヴに移転し、さらに安心してワイン造りに打ち込めるようになりました。今後大きく羽ばたく造り手だと思います。

以上輸入元資料より抜粋


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マルサネ・ルージュ レ・ゼシュゾ[2005]

丘の上部に位置するマルサネの名畑レ・ゼシュゾの1haの区画から。平均樹齢30年。ヘクタールあたり20hlの超低収量。トロンセ産新樽20%、シャルロパンとジャック・プリウールの1回使用樽40%、2回使用樽40%で14ヶ月間の熟成。
―以下リアルワインガイド18号より抜粋―
1週間前にビン詰めしたばかりのものを試飲。香りは今閉じている。その奥に黒くて澄んだきれいな果実、ミネラルが深みを持ちしみじみと香る。洗練された黒い味わいはシャルロパンっぽい。これも塩っぽく旨味がある。タンニンはとても滑らかで中位のグリップ。深みがあって目が詰まり、力強さとは無縁の充実さ。見事なマルサネ。(今飲んで88+ ポテンシャル89+)
750ml   税込3980円

生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
味のタイプ : 赤・フルボディ
アルコール度:%
ブドウ品種 :ピノノワール100%
平均樹齢 :30年
平均年間生産量 :