21stアメンドメント・ブルワリー


1900年代のアメリカでは、すでに数千ものクラフトブリュワリーやブリューパブが全国にありサンフランシスコ市内だけでも40軒以上ありました。
これらのブリュワリーは年齢・思想・人種も異なる様々な人間が集まる社交場として、単なる井戸端会議のみならず政治や哲学の議論の場としても機能しており、休日には多くの家族連れや友人同士が集まり手作りのビールや食事を楽しむ場でもありました。
ところが1920年に憲法修正第18条によって禁酒法が制定。全国のブリュワリーやブリューパブはすべて操業停止となり、人々の集まる場が失われてしまいました。
その後、修正18条に反対するアメリカ市民が増えてゆき、13年後の1933年についに憲法修正第21条が発令され禁酒法は撤廃となります。この修正第21条の名前が「21st Amendment」。21st Amendmentにより全国でブリュワリーが復活し、市民は自らの居場所と自由に酒を醸造する権利を取り戻したのです。
2000年に新たにブリュワリーを立ち上げたニコ・フレッキアとショーン・オ・スリヴァンはこの歴史を振り返り、人々の自由、権利、クラフト精神を取り戻すきっかけとなった21st Amendmentをブリュワリー名に掲げることを決めました。
創業者であるニコ・フレッキアとショーン・オ・スリヴァンが初めて出会ったのは1995年。
南カリフォルニアで生まれ育った二人は、当時多くのクラフトブリュワリーが産声をあげ始めていたサンフランシスコに魅力を覚え移住していました。
ショーンは1986年創業の老舗ブリューパブ「Triple Rock Brewery」にてアシスタントブリュワーを務め、一方ニコはビール雑誌のライターをしながら俳優業、レストランのヘルプ、そしてなによりホームブリューイングに多くの時間を費やしていました。
ニコとショーンはすぐに意気投合し、醸造学部があることで知られるカリフォルニア大学デービス校で共に受講しながらブリュワリーをオープンする計画を練り始めました。
2000年にはカリフォルニア州サンフランシスコにて「21st Amendment Brewery」を創業。
最初にオープンしたブリューパブは、ジャイアンツのホーム球場オラクル・パークから歩いてすぐの、サンフランシスコの文化遺産が数多く残るサウスパークエリア。
創業後すぐに舌の肥えたベイ・エリアのビールファン達に受け入れられ、地元の新聞紙のアンケートでは「ベスト・ブリューパブ賞」「ベストハンバーガー賞」「ベストハッピー・アワー賞」をトリプル受賞。地元の方々のみならず、街を訪れる観光客にも愛されるブリューパブへと成長しました。
現在では市内に大規模なブリュワリーを建設し、2021年時点での醸造量は年間1.6メガリットル(16,000,000≒100,000bbl)と全米で26番目の醸造量を誇るブリュワリー(2021年時点)となりました。

以上輸入元資料より抜粋


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タ イ プ ヘイジーIPA
価   格 完売